どこかの街や観光名所の特集を読むと行きたくなりますよね。
写真も文もとても魅力的に、わたしたちをそこへ誘ってきます。
実際行ってみて納得のときもあるし、逆に期待しすぎてがっかりなとき
も。実際の風景より写真のほうが勝っていたり文が誇張していたりする
んですよね。
お店紹介もしかり。宣伝のために載せてもらっているときもあるから、
「なんだこれ!!」ってレベルの店に出会う時も。
わたしは新婚旅行で今でも忘れられない、ダンナと語り草になるほどのまずいしゃぶしゃぶの店に行ってしまったことがあります。
想像をかきたてる紀行文ならまだしも、切り取った情報だけを取り扱っ
ている特集なんかは外れが多いような気がします。
時間が限られている場合もあるんでしょうけれど、でも出来ればやっぱ
り自分の足でいろいろ探してみたいものですよね。
この頃わたしがはまっているのが地図を持ち歩くこと。
一つの街や観光マップとかだけではなく、コンパクトな地図帖です。
普段もたまに見て、自分の街に何があるか探してみます。
慣れてくれば、どこまでなら歩ける範囲か、どのくらいの時間で行けるか、そして
なんとなくここは面白そうだというのが見えてくる。
隣の駅くらいまでならなんとなく知ってきても、その隣、そのまた隣と
拡げていくと新しい発見があるんですよね。
何の下調べもなくやみくもに歩くのも、意外な発見があって面白いので
すが、地図をみて目的地を目指して進むのもどんなところかもう、わく
わくです。
それにこっちのほうが寺があるから覗いて見ようとか、川沿いにいってみようとかできますしね。
前は新宿から四谷の寺町を目指してみました。寺町は大したことがな
く、今度は赤坂御所をぐるりとまわって迎賓館を覗き、ホテルオーク
ラ、赤坂プリンスを近くに進み永田町・・はさすがに時間切れでした
が。
ちょっと田舎もんみたいですが、感心したり、圧倒されるものがありました。
つい最近はなんだか疲れて山を間近でみたく、やはり地図帖を開き、緑が多いところを探し、中央線に乗り下ってみました。
駅員さんにも聞きつつ(山が迫ってくるようなところはどこですか 的な聞き方でも教えてもらえました)相模湖を目指してみました。
あいにく降りたとたんに雨で、Uターンになってしまいましたが。
こうやって開拓していくのも醍醐味です。
ぜひお試しを。普段使いのちょいMy旅も、おすすめです。
コラムに関するご意見・ご感想はこちらへ:info@e-koe.net |