主人は男兄弟3人、団子三兄弟の長男です。
私は二人姉妹の甘ったれ末子です。
結婚を決めたとき、親には彼の家族の職業や家庭環境のことをよく聞い
て考えた上で決めなさいといわれましたが、私は自分のおかれる立場の
重みを理解していませんでした。
彼の実家はさかのぼると商売人でした。先々代でやめているのであまり
影響は無いと思っていたのですが、考え方だけは商人でした。
お義父様はお役人なのでいろいろな気配りの利く方です。
お義母様のほうはいろいろなお仕事を経験されていてやはり細やかな配慮が出来る方です。
おばあさまはお若くして嫁がれ、明治生まれのお姑様に随分厳しい指導を受けられたそうです。
おじいさまは兵隊を経験していらっしゃるのでとても厳しい時代の話をよくしてくださいます。
義両親とは立場も違うので、おじいさまとおばあさまはいつも優しく
て、花嫁修業をしてこなかった未熟者の私をとがめることなく丁寧に欠
点を指摘してくれていると思っていました。
しかし、双方とも私のいないところで相当厳しく指摘されていることを
知らされました。
義両親はあまりに不甲斐ない私たち夫婦よりも弟夫婦のほうが頼れると
まで主人に言い放っていました。義祖父母も泣きながら私の欠点につい
てとがめているようです。
最低でも義妹よりも気配り・目配りをしないといけない、親戚に良く思
われないといけない。、料理も家事も育児もお手本にならないといけな
い。
いつか義弟夫婦たちと力を合わせてこの家系を繋いでいかないといけな
い、お墓を守っていかないと立場。今からしっかりしないといけない、
主人にそう叱責されました。
まだ子供も小さい上、家計もうまくやっていけないプレッシャー。相談
できる友人や親族もそばにいないので、追い詰められるとつらいです。
こんなにも長男の嫁が重責だとは思いませんでした。
このコラムを読んでくださっている方の中には「この程度」と笑う人も
いらっしゃるかもしれませんが・・・。
良妻賢母を目指す私には受け入れる時間とゆとりがまだ足りません。そ
れでも自分のことを認めてもらうためにやらなければならない。時を重
ねていくうちに身についていけばいいのですが・・・。
今は一つ一つ目標を立ててこなしていこうと思っています。
この文章を書くにも半月かかったのでまだまだ先は長いです。
明るい未来を子供たちに残せるよう頑張りたいです。
最後に、ここまで読んでくださりありがとうございます。
コラムに関するご意見・ご感想はこちらへ:info@e-koe.net |