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主婦の目チェック 「鯨を食べる食文化」
私の注目記事 主婦に支持されているモノ・コト

トップページ > 主婦の目チェック 「鯨を食べる食文化」


コーナータイトルを変えて、05年6月より再スタートします!
「主婦に支持されているモノ・コト 主婦の目チェック!(仮題)」を「日々の生活の中から起きていることを観察」に変更しました。

<FOOD & COOKING>
新発売の食品、食材をはじめ、「美味しいもの」や「新感覚のレシピ」「話題のお店」など。「食」にまつわるさまざまな話題を取り上げます。
バックナンバー・タイトル一覧
Vol.3 身近な果物を焼いて食べる、意外な健康効果に注目!(11/04)
Vol.2 老舗和菓子店の羊羹に行列をつくる人たち (08/13)
Vol.1 身体に「オイシイ」?ヘルシーラーメンが続々登場 (06/26)
 2004. 07. 27  
鯨を食べる食文化
〜鯨を捕ることが必要なわけ〜
コメンテーター:大島
今回の注目記事
あなたは鯨肉を食べたことがありますか?以前は学校給食でも出ていた安価な食材だった鯨肉が商業捕鯨停止で食卓に上ることも珍しいものとなってしまった。あくまでも捕鯨にこだわる日本の文化と諸外国との関係について調べてみました。
---------------------------------- 中日新聞 04.07.22 [朝刊・8面]
商業捕鯨再開を否決-IWC総会-
南極海の禁猟区存続。日本の支持得られず
【ソレント(イタリア)=共同】
ソレントで開催中の国際捕鯨委員会(IWC)年次総会は二十一日、今年で十年の満期を迎える南極海の鯨の禁猟区(サンクチュアリ)について協議、日本の禁猟区撤廃提案を採決した結果、賛成十九、反対三十(棄権、欠席各二)の大差で禁猟区の「継続」を決めた。(中略)

反捕鯨国による南太平洋、南大西洋の捕鯨禁猟区新設提案についても採決したが、新設に必要な四分の三の賛成が得られず否決した。

日本が提案していたミンククジラの新たな沿岸捕鯨を求める提案も否決された(後略)
--------------------------------(ここまで中日新聞記事)


いーこえモニタースタッフ(主婦)のコメント
鯨を食べる食文化
〜鯨を捕ることが必要なわけ〜
コメンテーター:大島
IWC総会は22日までの4日間だった。
日本政府は「南極海の禁漁区撤廃」と「同海で五年間、ミンククジラを毎年2914頭捕獲する商業捕鯨再開」を提案したが、いずれも採決で否決された。
南極海での禁漁区撤廃は、総会に参加した56ケ国(うち投票権を持つのは53ケ国)で採決、撤廃賛成が日本など19、反対30、棄権2、欠席2。反捕鯨派が捕鯨支持派を大きく上回ったが、日本政府は「撤廃賛成の国の数も少なくなかった」と一定の評価をしている。現に、新たな捕鯨禁猟区域新設は賛成が規定数に達しなかったため否決となっています。

鯨料理、というと何が浮かぶでしょうか?以前給食では竜田揚げや鯨カツなどがおなじみだったようですが、私は鯨の料理を食べたことは数回しかありません。それも捕鯨が世界で問題になり、価格が急騰してから、料理店でです。食べたのは刺身やステーキなどでした。が、魚とも肉ともいえぬ食感が独特で、ものすごくおいしい!という種のものとも思えず、鯨にこだわらなくとも食材は豊富な日本が、なぜここまで捕鯨にこだわるのか、調べてみました。

歴史を調べてみると、日本の捕鯨は捕鯨の様子が描かれた石器、土器が出土していることから石器時代からといわれています。一方、欧米では9世紀から。その後近代式捕鯨の開発により各国で乱獲が始まり、鯨が激減、ついに1982年の「商業捕鯨のモラトリアム採択」で、国際的に捕鯨が禁止されたのです。

さらに調べていくと、欧米では主に鯨油の採取のために捕獲していましたが、60年代前半に採算的に撤退したためもはや捕鯨は必要なくなっています。この観点が、鯨保護との目的と合致し禁猟を推進しているようです。
ただ、禁猟といっても実際は調査捕鯨という理由で捕鯨は続いています。なのになぜ商業捕鯨は禁止なのか。これも日本が声を荒げる理由の一つです。
日本は資源としての鯨をほぼすべて活用するという鯨文化と工業・流通経路が確立しており、それを禁止するということは、日本の文化を否定するということともとれる、という事になってしまうのですね。
にもかかわらず、商業捕鯨の再開に反対する国は多く、今年のIWC総会でも商業捕鯨は認められずでは、鯨がますます高級食材となるのは必至のようです。

さらに、捕鯨禁止は日本の食文化にも影響を与えているといわれています。いわしやアジなどの魚の漁獲量が激減し高値なのは、鯨が食べているから、といわれています。立証されていないとはいえ、鯨の頭数の増加とその餌の必要量に主食となる魚の減少とくれば、いわずもがなという気もしますね。
このように今までの均衡が崩れるということは日本の食生活そのものも、脅かされているんですね。

今では珍しい魚となり、鯨肉はクセがなく成人病予防やアトピーにもよいとされています。日本の捕鯨の考え方なども徐々に理解されてか、撤廃賛成の国が他にもあることも事実です。主婦としても、魚が高い、食べられなくなるというのは納得がいきません。
捕鯨再開の道は険しいものですが、まずは日本の食文化の一つとして、鯨肉の日本人の、特に若い人たちへの認知度を、高めていく必要があるのではないかと思いました。

〜捕鯨について皆さんはどのようにお考えでしょうか?鯨を食べる食文化についてのご意見はこちらへ:mailto:info@e-koe.net?subject=★食情報主婦の目チェック★鯨を食べる食文化に関する私の意見

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捕鯨問題Q&A - 日本捕鯨協会
http://www.whaling.jp/

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http://www8.ocn.ne.jp/~oshika/

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