少し前までは、お豆腐屋さんとしか縁がなく、一般の人々にはあまり馴染みがなかった『にがり』。今では、スーパーやドラックストアでも目に付くようになり、その結果、利用したことがある女性は約6割と、生活の中に着実に浸透してきています。お豆腐づくりの材料としてのイメージの強かった『にがり』を、今、女性たちはどのように受け入れているのでしょうか?
昨今の健康ブームに乗って、健康雑誌や情報番組でも『にがり』の効果がさかんに取り上げられていますが、その中でも特に、多くの女性の悩みの種である「便秘」、「ダイエット」の効果に期待する人が、『にがり』を利用する女性の4割以上を占めています。
そもそも、『にがり』とは、海水を煮詰めて食塩を濾し分けるときに出る汁で、その名のとおり味にはかなりの「苦味」を伴い、そのままではとても飲みづらいものです。しかし、『にがり』を利用する女性のうち、ほぼ半数は「毎日」利用しているのです。その苦味と戦いながらも積極的に摂取している状況がうかがえ、効果に強い期待を寄せている人が少なくないことが浮き彫りになりました。
【結 果 概 要】
●『にがり』について、知っている人は8割以上で、あまり知らない人の割合を大きく上回る
●『にがり』を利用している人は、全体の58.8%と、知っている人の割合よりは値が低い
●『にがり』の効果として、「便秘」、「ダイエット」、「肌荒れ」など、女性に多い悩みの解消が期待されている
●『にがり』を利用しない人の理由に、一部で『にがり』が及ぼすカラダへの影響を心配する声が挙がっている |