シェフのこだわり野菜を自宅で――。有名レストランなどが料理に使っている野菜を一般消費者向けに販売する店が増えてきた。外食店向け野菜卸が直売店を開いたり、レストランが店頭で産直野菜を販売したり、インターネットを使った宅配を行うところも現れた。有機栽培や産地直送を売り物とし、消費者の人気を集めている。(後略)
-------------------------------------(ここまで日本経済新聞記事)
◆まず、最初にチェックしたのは、有機・減農薬・減化学肥料に取り組み、完熟野菜を有名レストランや外食チェーンなどに卸している会社。生産者の顔が見えること、新種の改良に取り組むなど様々な角度から、本当に美味しくて安心な野菜作りにこだわっているそうです。そして、野菜の輸送は“真空保冷輸送”で味を損なわないよう最善の配慮をし、店頭には収穫時間まで表示しているとのこと。品質管理に対する熱意が伝わってきます。
◆また、もうひとつ別の有機野菜宅配の会社は、定期配達もありますが、必要な時に必要なだけ配達してくれるシステムもあるとのこと。毎週何曜日に、という宅配システムは良く見かけますが、日時指定ができるのはとても便利ですよね。しかも、野菜は注文してから収穫するというのだから徹底しています。こちらも、新鮮な野菜を届ける努力が感じられ、消費者の立場にたった心配りも行き届いていると思います。
◆農家の立場からすると生産性を挙げるには化学肥料や農薬使用はやむを得ないのだと思います。でも、やはりできることなら身体に良い安全なもの、そしておいしいものを食べたいと誰もが思うはず。価格は高くても、安全であるという情報が確かで、味も良ければ私はそちらを選びます。
◆何にしても情報の確実性を判断するのは難しいことですが、この記事で取り上げられているお店や会社では、何より野菜を大事にしていることが感じられました。それは、手間を惜しまず大事に野菜を育てた証拠、真摯に人の食生活に向かい合っている証拠のような気がします。そして、こうした姿勢に、私たち消費者の心は動かされるのではないでしょうか。
◆幸い私はどこのお店もアクセスが可能なので、是非それぞれの野菜を家族と食べてみたいと思います。いつかその報告ができる機会があれば投稿したいと思います。
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