主婦や一人暮らしのビジネスマンが苦労するシャツのアイロン掛け。イタリアや日本のプロに、きれいなアイロン掛けの秘けつを聞いた。(中略)
「基本は、しわにならないよう洗うこと」。できればシャツだけで洗い柔らかく絞る。洗濯後、すぐ襟やカフスを引っ張っておく。アイロンは、伸びやすい化繊入りのシャツはスチームを使った後でドライに切り替え、2、3回のして乾かす。小じわが残りやすい綿や麻は、霧吹きを併用してゆっくり仕上げる。(中略/アイロンがけの手順解説)
人気の形状安定シャツは高温で芯が縮むことがある。表示をよく確認しよう。収納に合わせた大きさに切った厚紙を、シャツで包み込むときれいに畳める。
「急ぎの時はハンドスチーマーがお薦め」と話すのはファッション誌で活躍するスタイリストの青柳光則氏。ハンガーでなでるようにするだけ。ただ、一般的に折り目をつけるのには向かないし、「しわが残りやすい」との声もある。(中略)
次に、綿100%など大切なシャツへの本格的なかけ方を学ぼう。(中略)アイロンはスチーム付き。使う前に熱くなる面を布で軽くふく。アイロン台は片方が先細りで、力が入りやすいよう立ってかけるものを使う。(中略/アイロンがけの手順解説)
なかなか名人のようにはいかないかもしれないが、吸収できる技もあったのではないか。