子どもの個室をどう与えるべきか、家づくりを考えるうえで悩ましい問題だ。プライバシーをどこまで認めるかという家庭の子育て方針に重なるテーマでもある。(中略)
成長するにつれて、自分のプライバシーを保てるよういろいろ工夫し始めた。中学時代になると、ふすまの側に本棚などを移動。(中略)
個室より家族が共有できる空間を重視して、両親が子どもに目が届きやすくする家づくりは大手住宅メーカーのあいだでも広がりつつある。(中略)
では、すでに個室を子どもに与えている場合はどうすればいいのだろうか。「部屋」のあり方一つで子どもとのかかわり方は大きく変わってくる」(後略)