◆農村を訪れ、自然や文化との触れ合い、生産者との交流を楽しむグリーンツーリズムへの関心が高まっている。ファームイン、体験農場などの実践者らがネットワークづくりをする一方で、道農政部も「北海道グリーンツーリズム推進計画」を策定し、支援しはじめた。
◆雄大な景色の中で開放感を味わう、新鮮な農産物を食べる、農業への理解を深めるなどさまざまな目的で、一般家庭のみならず、学校からの問い合わせも増えている。
◆道内には、2004年1月現在、グリーンツーリズムの関連施設は1610カ所。その内訳はファームイン44、農家レストラン76、農業体験場371、直売所935、その他加工体験施設、観光農園などがあるようだ。五年前に比べ、全体で636カ所増えている。
◆こうした中、十勝管内鹿追町では実践者や行政関係者ら100名が集まり、全道のネットワークづくりを目指した交流大会が開かれた。実践者のネットワークは地域ごとに作られているが、それらを連携させた全道組織を設立することを確認。分科会では、消費者のなまの声を聞くことができ、励みになり、やりがいを感じる声がある一方で、馴れないサービス業に頭を悩ませていることも事実。この会の主催者北海道ツーリズム協会では、「情報を交換しながら、全体のレベルアップを測りたい」としている。
◆道はHPでふれあいファームなどの関連施設の一覧を公表し、PRに努めてきたが、本年度から6か年計画で「北海道グリーンツーリズム推進計画」に沿い、さらに力を入れて行く。道農政部によると「グリーンツーリズム」は、食に対する信頼回復の手立てのほか、雇用の拡大という面もあるとみており、都市と農村の支えあいのためにオール北海道でもり立てていくとしている。
◆これらの事情があってなのか、テレビなどでもふれあい農場や直売所などの特集をよく見かけます。また、地元のテレビ局では、農業体験として、田植え、稲刈り、その他農業体験を年に数回、募集しています。わが家も2、3度参加したことがありますが、普段できない貴重な体験ができ、また、農家の大変さを実感できる、よい体験となりました。野菜がどんな葉を持ち、どのような花を咲かせるのか、都会にいては、なかなかわかりません。私的には、このグリーンツーリズムをもっとより多くの人に知ってもらいたいなと感じます。
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