8月に入り、毎日うだるような日々が続いていますね。一度外に出ると、家に帰る頃には心も体も熱で溶けてしまうほど。この年になって、小さい頃はあまり好きでなかったアイスクリームを連日食べ続けています。こんな私にも夏休みに部活動をしていた時期があったとは……。さて、今日は食欲がないときに、手間をかけずに作ることができる一風変わった麺・パスタレシピをご紹介します。面倒なことが大嫌いな私でもこれならOK。味もなかなかいけますよ。
夏にお薦めのメニューです。 |
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明太子山芋そうめん |
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豚肉サラダそうめん |
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エーゲ海風パスタ |
1. 明太子山芋そうめん |
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以前は、そうめんと言えばゆでて水洗いをし、つゆで食べるだけだったのですが、主人の故郷福岡に帰ったとき、冷蔵庫にあった本場の明太子を見て思いつきました。
そうめんとすりおろした山芋がよく絡んでのどごしが良く、明太子の辛さもそれによくマッチします。 |
材料(2人分):明太子(1腹)、山芋(10〜15cm)、そうめん、つゆ(お好きなだけ)
そうめんつゆは水で適度な濃度に薄めておく。 |
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明太子は片側に筋を入れ、包丁の背の部分で皮からこそげ落とす。 |
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山芋をする。 |
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そうめんをゆでて、水洗いをする。 |
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大きな器にそうめん、山芋、明太子の順に入れ、上からつゆをかけて出す。 |
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これだけなので、簡単すぎてレシピというのがおこがましいほどです。また山芋が入っているので、元気がないときにはいいかも。失敗の可能性もほとんどありません。
2. 豚肉生野菜そうめん |
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これは、昔友人から聞いたものを我が家風にアレンジしたもの。そうめんだけではちょっと物足りないとき、さっぱり味でもちゃんとお腹も満足させてくれる優れた一品です。 |
材料(2人分):きゅうり(1本)、トマト(1個)、増えるワカメ(適量)、その他レタスやにんじんなどお好きな野菜(適量)、豚肉(我が家では200〜250gくらい) |
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酒、しょうゆ、チューブのしょうが(すべて適量)を混ぜたものをボウルに入れ、豚肉を15分ほどつけておく。 |
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増えるワカメを水で戻し、野菜を食べやすい大きさに切る。きゅうりは細切り、トマトは薄切り、にんじんを使う場合はフードカッターの目の細かいものを使って下ごしらえするとよい。 |
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豚肉を焼く。 |
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そうめんをゆでて水洗いする。 |
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大きな皿にそうめん、生野菜、豚肉の順に乗せる。食べるときに個別に和風、または中華ドレッシングをかける。 |
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豚肉はしょうゆと砂糖で甘辛くしてもよさそうです(ニンニクで味付けした肉はお薦めしません。失敗作)。ドレッシングがそうめんとよく合います。
3. 地中海風パスタ |
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この名前は、何となく材料に地中海の香りがするので(?)、私が勝手につけました。パンと一緒に食べてもおいしいのですが、ペンネにかけても以外においしかったです。 |
材料(2人分):ベーコンブロック(適量)、ナス(大1個)、ピーマン(2個)、トマト缶詰(1缶)、ニンニク(適量)、ペンネ(我が家には大食漢がいるので250〜300gくらい) |
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ベーコンを大きめに切り、ナスは薄切り、ピーマンは4等分にする。オリーブオイルでこれらの材料を炒める。ナスは油を吸うので後のほうがよい。 |
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別のフライパンにニンニクを炒め、トマト缶詰を入れ、トマトの塊をつぶし、塩こしょうで味付けをする。炒めた上の材料にこのトマトソースをかける。 |
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ペンネをゆで、このトマトソースをかける。 |
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たっぷりの夏野菜とニンニクの入ったパスタソース。元気が出てきます。ナスが以外と油を吸うので、オリーブオイルは多めに。パンで食べる場合はジャガイモを加えるとさらにおいしくなります。
他にもきのこをたっぷり入れた明太子パスタや、うなぎ山芋そばなどを作り、夏は麺・パスタの出番が多くなる我が家です。やはり暑い夏には健康が第一。健康でないと、すべてうまく回っていきません。そのためにはやはり食事が大切になります。食欲がなくても、さっぱりとした味付けでおいしく野菜やタンパク質をとって、楽しく夏を過ごしましょう。 |