ここ最近、ガソリンがどんどん値上がりしていますよね。
最近では、レギュラーガソリンの価格は全国平均で1リットルあたり130円にまでなっているとか。
うちの近所のガソリンスタンドは比較的安いほうですが、それでも半年前に比べて20円/リットル ほども高くなっています。
保育園の送り迎えに、買い物に、とほぼ毎日、車に乗っているので、これは深刻です。週一回の給油で、だいたい20リットル入れるのですが、1リットルあたり20円上がれば400円も差が出ることになります。
そこで、以前から気になっていた「エコドライブ」に挑戦してみることにしました。
「エコドライブ」というのは、言葉通り、環境に配慮した運転術のことです。
自動車から排出される二酸化炭素は、地球温暖化の原因のひとつとなっています。二酸化炭素の排出量を減らすためには、できるだけ燃費良く走行できるような運転をすることが必要。燃費良く走れば、同じ距離を走っても消費するガソリンは少なくて済む――というわけで、エコドライブは節約にも効果的なのです。
さっそく、運転時には次のようなことを心がけるようにしました。 |
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アイドリングを止める |
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急発進、急停車を止める |
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エアコンの使いすぎに注意! |
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いらないものを車に積まない |
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アクセルをできるだけ一定に保つ |
☆ アイドリングを止める
これはもう、常識ですよね。
とはいえ、夏場はとくに、エアコンを効かせておくためにエンジンをかけっぱなしにしたまま車を離れる人をよく見かけます。ほんのわずかの時間でも、エンジンを切る習慣をつけたいものです。
☆ 急発進、急停車を止める
急発進や急ブレーキも燃費を悪くする原因のひとつだそうです。発進時はブレーキから足を離して車が進み始めてからゆっくりとアクセルを踏み込む。停止するときはエンジンブレーキを効かせてゆっくり止まる。安全運転にもなりますね。
☆ エアコンの使いすぎに注意!
今年の夏は暑かったのでついエアコンに頼りがちだったのですが、できるだけ窓を開けて走る、エアコンの設定温度を上げる、風量を調節する・・など、できる限り頑張ってみました。
☆ いらないものを車に積まない
車が重ければ、ガソリンもたくさん使います。独身時代、仕事の資料や雑誌、パソコン、さらには時々しか使わないボディボードなど、驚くほどたくさんの荷物を車に積んでいたのですが、たしかにしょっちゅうガソリンスタンドに行かなくてはなりませんでした。今もベビーカーをトランクに入れっぱなしにしがちなので、気をつけています。
☆ アクセルをできるだけ一定に保つ
以前から車間があくとすぐアクセルを踏んで加速し、またブレーキを踏んで・・・というような危ない運転をしがちだったので、これは安全のためにも気をつけました。しかし、交通状況によっては頻繁に加速・減速をしなくてはならないこともありますから、できるだけ心がけた、といった程度です。
さて、せっかくやるならば、どのくらいの効果があるのかをちゃんと知りたい。
そこで、まず最初の1週間はいつもどおりの運転をして、走行距離を測ってみました。そして次の給油時に給油量を確認。走行距離を給油量で割ると、燃費が出ます。
エコドライブを気にしなかったはじめの1週間は、なんと1リットルあたりわずか8.86kmしか走っていませんでした!これにはちょっとびっくりです。
次の1週間は、上にあげたようなエコドライブを心がけてみました。
1週間後、前回と同じように給油量を確認し、走行距離を給油量で割ると、1リットルあたりの走行量は11・70kmにアップ。まだまだ燃費は悪いですが、それでも以前よりは2.84km/リットルも良くなりました。
わたしの場合、年間約10,000kmを走るので、ガソリン1リットルを130円とした場合、年間のガソリン代は約35,000円も違ってくることになります。
これは大きい!わが家の1ヶ月の食費相当額です。
いまは毎回、走行距離と給油量を記録して、1週間ごとに燃費を出しています。ほんのちょっとの心がけでも確実に効果があるので、ゲームのようで楽しい。少しずつですが、燃費はよくなってきています。
それに、こんな小さなことの積み重ねが地球温暖化の防止にも役に立っているのかもしれない・・と思うと、ますますやる気も出てくるというものです。
<アドバイス> |
インターネット上では、いろいろなエコドライブの方法が紹介されていますので、参考にしてみるといいかも。JAFのホームページでは、走行距離や給油量を入力するだけで、簡単に燃費や二酸化炭素の排出量を計算することもできます。効果が目に見えると長続きしやすいし、面白いですよ。 |
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