ひとり暮らしを始めて14年が経ちました。
最初は、公共料金のしくみもなにもわからなかった私ですが、「払うべきものは払う」「節約できるものは極力節約する」というスタイルが定着しました。そして、現金支出も15,000円でやりくりできるようになりました。
日用品や、調味料をまとめ買いしたり、タイヤ交換の予定がある5月は、たまたま20,000円を用意しましたが、たいていは15,000円でぎりぎりでもやっています。
まず、5月の収支決算をお見せします。
現金支出(5月分)4/19〜5/24/06 |
<繰越> |
4月分: |
116 |
<収入> 20,196 |
貯金から: |
20,000 |
雑収入: |
80 |
<支出> 17,763 |
食費: (台所用品、日用品含む) |
11,773 |
日用品: |
1,810 |
タイヤ交換: |
2,100 |
新聞代: |
2,080 |
使途不明金: |
100 |
<繰越> |
6月分: |
2,333 |
現金の残高は、2,333円でしたので、100円足りません。やむなく、使途不明金にしておきました。
食費に日用品も含めて書いているのには、わけがあります。
それは、激安スーパーで買い物する場合、台所で使うラップやビニール袋などもいっしょに支払うからです。
もちろん、レシートを見てあとで分けることもできますが、あまり細かいことにこだわると、家計簿をつけること自体が苦痛になってきます。
それとは別に日用品と書いているのは、ホームセンターで日用品だけを購入したときです。
そのなかには、市指定の450円のごみ袋(10枚入り)も含まれています。また、トイレットペーパー、女性ならでの必需品も、いくつかの種類をまとめて買っています。
タイヤ交換は、年に2回行っています。1回の手数料は2,100円です。
タイヤはホイル付きのものを買って、車屋さんに無償で保管してもらっています。
雪道を走るためのタイヤは新しいものに限りますが、ホイルは中古で十分だと思います。
平成12年に買ったその車は、ワゴン型の軽乗用車ですが、なんと「モデル車」だったのです。
私が望んだ車種ではなかったのですが、パワーウインドウ、リヤワイパー、後部座席のスモークフィルムなどがついています。
モデル車のおかげで、本体価格は通常よりも安く100万円まででした。
ドアは、トランクも含め5ドアです。2ドアの軽貨物車のほうが安いのですが、荷物の出し入れのためには、ドアがたくさんあったほうが便利です。前に乗っていた車も5ドアでしたので、便利なものに慣れると、妥協できない悲しさがあります。
さて、食費ですが、台所用品なども含めるとはいえ、11,773円はちょっと高すぎると自分でも反省しています。
1カ月に最低限必要な食糧・食材は、牛乳776円(97円×8本)、卵352円(88円×8個入り4パック)、パン類は1,000円前後。どう考えても、2000円ちょっとで済みます。
その他、調味料は、前倒しで購入、しいたけやわかめなどの乾物、缶詰も早い時期に補給しています。
また、にんじん、ごぼう、キャベツなどは激安セールを利用、傷みが激しくなるこれからの季節は、買い置きはしていません。それなのに……。
実は、私は食が細いので、主食と同じくらい、いやそれ以上に間食をするのです。もちろん、クッキーやプチケーキ、おはぎなどは手づくりしますが、手軽につまめるスナック菓子をついつい購入してしまうのです。
特に、100円均一セールとなると、日持ちがするものなら買ったほうがぜったいお得です。それに、購入を迷って断念したあと、あきらめきれなくて別の店に入り、結局余計なものまで買ってしまった苦い経験もありますので、極度のストレスを溜めないためにも、思い切って買ったほうがいいときもあります。
テレビ番組で「1カ月1万円生活」の特集がありますね。
当初、食費だけをまかなっていたのをいまでは、食費、ガス代、水道代、電気代の4項目をやりくりするようになっています。
それ自体すごいことです。節約するだけでなく、さまざまなレシピを披露するのが番組の目玉で、視聴者もそれを期待している部分が大きいと思います。ただ、あのなかには、日用品が含まれていません。日用品というものは、食費と並んでお金がかかるものです。
(私の場合は、間食のお菓子がかかりますが)
あの番組を見ていると、たしかに食費は節約していても、広い幅のラップを惜しげもなく使ったりしているので、もったいないと思うこともあります。私が使っているラップは幅15センチのものです。それに、可能な限り「蓋付き耐熱容器」の蓋を他の容器にも利用しています。「大は小を兼ねる」で、小さい器の上にかぶせて使うことに、なんの問題もありません。
また、番組で電気代などを1カ月の期限ぎりぎりになってから節約しているのを見かけますが、それなら最初から節約すればいいのにと思ったりします。もし、あの番組に素人が参加できるのなら、いいところまでいける自信はあります。「絶対」といいきれないのは、間食のことです。お菓子や、嗜好品のコーヒーはどうしてもがまんできないからです。
今回、この原稿の執筆のために、詳細を見つめ直した私ですが、健康のため
にも、お菓子を少しずつ減らしていこうかなと思っています。 しかし、これは、たばこや酒好きの人がそれをやめるのと同じくらい、きついです。
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