先日、あるテレビ番組で女性の秘密特集をやっていました。視聴者がモザイクでテレビ出演して、自分が持っている秘密を番組で公表するという内容のものです。
その番組に登場したのは、30歳代後半の専業主婦Aさんでした。夫と3人の子どもを持つAさんは、念願のマイホームを購入、家族それぞれの個室を持つなど、ばら色のスタートをしたのですが、電気代がなんと以前より大幅にアップしてしまったのです。
そこでAさんがとった大胆な行動というのは、1つの部屋で家族みんなが過ごすというものです。その結果、月30,000円だった電気代を半分以下に減らすことに成功しました。
私は、ひとり暮らし歴14年ですが、正直、ひとり暮らしは割高になります。いくら節約しても、基本料金がかかるものはかかるのですから……。
私は、月15,000円の現金支出以外は、すべてを貯金口座引落しにしています。その公共料金の平均値を表にまとめてみました。
<公共料金支払い額> 平成17年6月〜平成18年5月 |
内 訳 |
年間合計
| 月平均
|
電気代 |
27,805 |
2,317 |
ガス代 |
48,149 |
4,012 |
上水道代 |
15,372 |
1,281 |
下水道代 |
11,340 |
945 |
電話代
NTT
回線A
回線B
携帯 |
19,152
3,483
46,137
35,540 |
1,596
290
3,845
2,962 |
電話代合計 |
104,311 |
8,693 |
公共料金合計 |
206,977 |
17,248 |
ほんとうは月別の数値を表にしたかったのですが、よその家の数字を見てもおもしろくないと思い、「年間合計」と「月平均」にとどめました。
こうして表にしてみると、月平均17,248円もの公共料金が落ちていることがわかりました。そのなかでも電話代が8,693円もかかり、全体の半分を占めていることになります。
電気代は、インターネットを頻繁に利用するようになってからは年間を通じて2,000円を超えるようになりました。以前は、夏場だと1,300円台のときもありました。しかし、平成12年7月に冷蔵庫が突如壊れ、待ったなしで買い替えたため、それだけで400円ほどアップしたように思います。冷凍室のドアポケットがないなど、以前のものよりも使い勝手が悪くなった上に、電気代だけ上がり、踏んだり蹴ったりの思いをしました。
それでも、冬になっても月3,000円を越えることがなくなったのは、就寝時のこたつ以外は、暖房をしなくなったおかげだと思っています。
ガス代はほんとうに高いです。私のアパートではプロパンガスしか使えませんので、都市ガスと比べれば基本料金(使用量なしでも)から1,050円もの差が出るのです。それが、10立方使うと3,060円の開きがあります。私は、10立方も使うことはありませんが、それでも冬場だと2,500円ほど損することになるのです。
水道代は、基本料金として16立方までは上水道2,562円、下水道は1,890円がかかります。これは、いずれも2カ月分の金額です。私は、いつも基本料金で押えています。しかし、私の市では6月使用分から月計算に変更、上水道の金額が割り高になります。
さて、いよいよ問題の電話料金です。NTT料金が思ったよりも安いのは、回線B業者に加入してIP電話にしているからです。そこで、NTTを解約できないものかと回線B業者に照会しましたが、私が加入しているプランはNTTセットになっているから解約はできないとのことです。インターネットの普及により、いろいろな業者ができ、プランもいろいろですが、利用する側はほんとうにややこしいですね。
回線B業者とはADSLの契約をしています。そのなかでも、基本料金がもっと安いものがありますが、それに変更するには、諸々の工事費用が必要だそうで、現状維持にしました。
回線A業者との契約は、平成11年にインターネットを始めた当時からです。当時は、電話線をつなぎかえてのダイヤルアップ回線でした。いまから2年前、そのA業者からB業者とのキャンペーンで5カ月間の「無料体験」を勧められたのです。そして、その延長でこの3月まできました。
しかし、よく考えると2つの回線業者と契約する必要はないと思い、この3月にA業者との契約を解約しました。これで、2カ月に一度落ちていた630円の電話料金がまるごとなくなりますので、年間で3,780円の節約になる予定です。
電話代のなかでも、いちばんネックになっているのは、実は携帯電話です。私が最初に携帯を持ったのは結構早く平成10年でしたが、それは緊急発進専用としてです。ふだん、携帯を使用することはほとんどないので、2年前の春、プランが一番安い会社のものに変更しました。
しかし、昨年春にメールアドレスを取得し、パソコンから応募した懸賞サイトのメールが携帯にも届くようになり、不用な支出が続きました。一番高いときで、月3,500円を越えました。さいわい、アドレスを変更した後は月1,000円ほど減りましたので、これからもこの路線でいけると思います。
ほんとうは、携帯を解約すればいいのですが、出先で車が故障したときや、パソコンのメールが使えなくなったときの「保険代わり」として、現状維持をしています。たしかに、高い「保険料」です。
最後に、これから節約できる予想金額をまとめてみました。
<節約できる公共料金・年額> |
内 訳 |
現在の料金
| これからの予想金額
| 備 考 |
回線A
携帯 |
3,780
35,540 |
0
28,608 |
契約解除したためアドレス変更
不用なメールを拒否 |
合 計 |
39,320 |
28,608 |
年間10,712円節約可能 |
みなさんの家庭には、あまり参考にならないかもしれませんが、どうか笑って見てください。 |