先日、久しぶりにガソリンを入れました。その価格は24,3リットルで3,038円でした。1リットルあたり125円になります。その前に入れたのは、3月29日ですので、実に3カ月近くガソリンを補給しないで走っていたといえます。
私の車は、660ccの軽乗用車です。空っぽの状態から入れれば、どれだけの量のガソリンが入るかわかりませんが、だいたいは、メーターの「E」マークに差しかかる前に入れています。ほんとうに残り少なくなるまで入れないでおくと、ガソリンの残りが気になって事故の原因にもなりかねないからです。
さて、そのガソリン代ですが、一時は1リットル100円を割っていたときもありますが、いまでは130円台のところもあるそうです。といっても、価格はまちまちですし、高速道路のスタンドでは通常のスタンドよりも安い場合もあるそうで、高速をよく利用する人はチェックする価値がありそうです。
私は、ガソリン自体をそれほど補給しないので、どこのスタンドが安いかなどは、あまり意識しません。超・節約人間にしてはめずらしい話ですが、かりに安いところを知っていても、そこまで行くことを考えると、家の近くで入れたほうがお得だと思うのです。また、安いとわかっていても、交差点にあるスタンドは出入りがむずかしいから、運転歴30年になろうとしているいまでも苦手です。
また、現金払いがお得だとわかっていても、そのために余分なお金を引き出すのが面倒なので、カードで済ませてしまうことが多いです。
さて、テレビ特集では、大阪駅周辺10キロの道のりを走行してガソリン代がどれだけ違うのかを実験していました。その結果をまとめてみました。
<10キロ走行実験結果> |
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番組スタッフ(運転歴5年)
| ベテランドライバー
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ガソリン使用量 |
1,5リットル |
1リットル |
運転技術の差 |
アクセルとブレーキの
使いかたが荒い |
発進時のアクセル操作
停止時にエンジンを切る
ブレーキ操作もスムーズに |
同じ距離を走りながら、ガソリン代が1,5倍も違うのには驚きました。これが、長距離になり、年間走行に換算するとかなりの開きが出てきます。
車を発進させるときのガソリン使用量は結構多く、全走行の4割にもなるそうです。それを防ぐには急発進を避けて、なるべく自然体での発進を心掛けるといいそうです。
また、踏切など長時間停止するときはエンジンを切ることも大切です。アイドリングは、ガソリン代がかかるだけでなく、排気ガスを放出するので環境にも悪影響を及ぼします。
さて、ブレーキ操作をスムーズにするということですが、たとえば複数の車線がある場合、前方が工事中のところがあれば、それ以外のところに早い目に車線変更すると、止まる回数が減らせるということです。
ちなみに、通常の走行に比べ、車をゆっくり発進させると13%、アイドリングをストップすると14%のガソリンが節約できるそうです。
それ以外にもガソリン代を節約できる以外なテクニックがあるので、それを私の現状と比較しながら紹介させていただきます。
<ガソリン代節約テクニック> |
1.空気圧を高くする
2.ガソリンは満タンにしない(車の重量を少しでも軽く)
3.空気抵抗を少なくするため、窓を開けっぱなしにして走らない
4.クーラーの設定温度を高くする(冷やし過ぎない) |
<私の現状> |
1.空気圧は、ふだん計ることはない
2.ガソリンはいつも満タンにしている 車内に余分な荷物も入れている
3.クーラーをつけないので、夏場は窓を開けて走っている
4.クーラーは大嫌いなので、使用しない |
こうして比較してみると、私の場合、クーラーを使用しないこと以外はすべてマイナスです。
もちろん、それなりに言い分もあります。ガソリンは一度に満タンにしたほうが、なんども足を運ぶ手間は省けていいというのも、その理由になります。
また、車に入れている荷物にベビーカーがあります。これは、重い荷物を運ぶときに使うからです。高齢者用の手押し車ではちょっと抵抗がありますので、子どもがいない私ですが、後部座席の足元にベビーカーを乗せているのです。
いまは、どこのスーパーにも店内用のカートが普及しましたが、それがない時代、このベビーカーはほんとうに重宝しました。最近は、あまり使いませんが、買ったときの延長で、ずっと車に入れているのです。
最後に余談になりますが、車の中に入れないほうがいいものを自分の体験をもとに書かせていただきます。
フロントガラスにぬいぐるみを並べている車を見かけますが、あれは危ないですね。急ブレーキをかけたときに落ちてくることもあります。また、車内に置いたままだと、いつの間にか真黒に汚れてしまいます。
それから、缶ジュースなど、転がりやすいものにも要注意です。もし、ブレーキの下に入り込んだらと思うと、ぞっとします。心あたりのある方は気をつけてください。
また、シートベルトの着用は、走行距離の長短にかかわらず、必ず守りたいものですね。命にかかわりますから。
ガソリン代の節約に端を発したものが、とんだ方向に飛んでしまいましたが、せっかくの快適なカーライフが悲惨な事故につながらないように、お互い気をつけたいものですね。 |