家事の中で一番苦手なのは、食事作り。「料理が得意」とか、「大好き」なんて言ってみたい。でもこればかりはしょうがない。と、今はあきらめました。
でも、あきらめたからといって作らないでいい訳がない。幼稚園と小1の子供を持ち、もちろん夫の分や、時には義理の父、母の分も作ることを考えると、日々の心がけが何よりも大切。家庭と学校の「食育」について考えてみました。
☆我が家の食事
ポイント1 食事のしつけは食事のときに。 |
1) |
朝食以外はテレビを消す |
2) |
ごはんは一粒残さずたべる |
3) |
左手をそえる |
●実態
1) |
以前は見ながら食べるのが当たり前だったので、ステップをふみました。
見たいテレビに重なった時はビデオに録画
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週1回だけ見ながら食事を許す。メニュー子供の好きなラーメン
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しばらく繰り返す
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母は意志を強くし泣こうがわめこうがテレビを消す |
半年くらいたちましたがやっと当たり前になりつつあります。もちろんこちらが気を許すと特別といってせがんできますが、そこは臨機応変に。
これで結構その日あった、何気ないことを話すようになったし、一生懸命作ったご飯をよそ見をしないで食べてくれるのが何よりもうれしい。
2) |
これは完璧に身につきました。なので自然とご飯は残しません。
様子を見て食べられる量をよそってあげますが・・・・ |
3) |
これは簡単なようでなかなかできない。これこそ日々のしつけの醍醐味と思い、毎食チェック。 |
ポイント2
食事は家族会議を兼ねて |
1) |
朝食は全員そろって |
2) |
子供の好きな献立を時々 |
●実態
1) |
幼稚園の下の子は、6時半起床を毎日はできないので、起きれたときだけ。
小1の上の子は毎日実行。幼稚園のころより、1時間も早くなったのに・・・
メニューはご飯、味噌汁、簡単な副菜、自家製ヨーグルトが基本。
シンプルだけど栄養のバランスを考えて、味噌汁は野菜を多め。 |
2) |
夕飯はあまり力を入れず、簡単なものを心がけています。今は、楽しく、残さず、ルールを食事をする時期。安い食材で手作りができればいくら苦手な私でーは抑えておきソースや生地を作りおきして、パスタやピザを出してやると、普段、ご飯、味噌汁が定番なので大喜び。 |
この間、息子の通う小学校で親子で一緒に給食を食べる機会がありました。その後の学級懇談会では給食が話題の中心になり、「思っていたより、ご飯の量が多かった。」とか「自分たちのころはパンが主食になることが多かった。」などの感想がでました。
先生も「残飯が多いのでとりあえずご飯を半分は食べることを目標とし、全部食べ終わった子にシールをあげることで他の子への意欲付けとしたい」と、話されていました。ちょっと気になったのは、「これから食べない子には無理にでも、吐かせてでも食べさせます。」と言っていたことでした。
本当にやるのか、どの程度やるのかはともかくとして、あまりにも「食べさせる」ことにばかり目がいってしまい、食べられない子には負担になるだけだし、そんなことは家庭がやることで、やはり、学校には教育的立場で「食育」を考えてほしいと思いました。
例えば、食材の話、料理の由来、文化など、給食を通して考えられることはいくらでもあるはずです。そのことがすぐにご飯を食べる量が多くなったり、完食につながることはないにしても、知識を得ることは、必ず、何かにつながっていくはずです。
息子は、シールをたくさんもらっているようですが、私自身、給食を全部食べた記憶があまりありません。なので、正直言って、親子給食で全部食べられるか心配でした。でも、実際には息子といい勝負で全部食べていたのです。食事っておなかがすいていればおいしいんですよね。体を動かしたり、頭を使えばおなかは自然にすくはず。もちろん、間食はほどほどに。
食事はエネルギーの源。おなかがすいたから食べる。たくさん食べて、また次の行動をする。この繰り返しだからこそ、生活全体をいい循環にしていきたいものです。「そんなことわかってる」とは思っても、あたりまえのことができなくなると、弱い部分にしわ寄せがいってしまうはずです。 |