5月9日、夕方6時台の関西エリアのニュース・コーナーで、子ども服について取り上げられていました。子ども服といえば、文字通り子ども用につくられた服のことです。ところが、最近子ども服を自分用に購入する大人が増えてきたというのです。
子どもがいない私は、本来なら子ども服売り場は無縁のエリアです。ところが、いつのころからか、子ども服売り場へと足を運ぶようになったのです。
本来、流行というものは大人服も子ども服も大差ないと思い立ったのが、きっかけだったと思います。通販のカタログは、自分と関係ないところも一通り目を通します。そんなとき、同じデザインのものがあれば、子ども服のほうがだんぜん安いと気がついたのでした。
私は、身長159センチに対し、体重40キロくらいです。実は、もっとやせていた時期もあり、ウエストサイズが決まっているスカートやズボン類は、探しまわるだけ無駄だと初めからわかっていたのです。そんなとき、目に止まったのが、子ども服のウエスト総ゴム入りのスカートやズボン類です。
子どもがいないこともあり、最初はサイズの意味がわからなかったのですが、「150」「160」と表記されているのは、おそらく身長のことだと解釈できるようになりました。そして、それは先日の放送で、いわゆる「小6サイズ」に該当すると知りました。海外製品だと、同じ「160」でも、大きめにつくってあるので、標準体型の大人でも無理なく着られるということです。
テレビでの消費者インタビューには、子ども服を利用するメリットとして、次のようなコメントがありました。
・大人用の服と同じものが安く買えること |
・ステッチ、フリルなど、大人服にはないデザインがあってかわいい |
・子どもとお揃いを楽しむことができる |
かといって、体型面は一目瞭然ですが、それ以外の面でも、すべての大人に適応できるとは限りませんので、購入の際は慎重になさってください。
私が実際に体験したメリット・デメリットなどを下記にまとめてみました。
<子ども服のメリット> |
・同じものなら、大人用よりも価格が安い |
・Tシャツなどは、綿素材でつくられていて肌にやさしい |
・Tシャツなどは、デザインを気にしなければセット買いがお得
(通販で、5枚2,000円ほどで購入したことがある) |
・Tシャツなどは、ゆったりめにできているので、身長160センチでも
「150」の着用が可能。
しかし、同じデザインがあるなら、「160」にしたほうが安心。 |
・くつ下は、新学期のセールに合わせて、スクールソックスを購入するといい |
<子ども服のデメリット> |
・デザインがかわいすぎるので、ある程度の年齢を越えると無理がある
そんなときは、シンプルな「男児用」をお勧め |
・ズボンを購入するときは、サイズに要注意
「150」の場合、股上が短かったり、ヒップが窮屈な場合がある
「160」だと、まず安心と思う。
試着するとき、いろいろな動きへの対応をチェック |
同じデザインなら「160」よりも「150」のTシャツを購入する私のように、体にピッタリサイズのものを求めて子ども服を購入する大人も増えていると、テレビ番組で言っていました。また、子ども用のスーツをリクルートスーツとして購入するフレッシュウーマンもいるそうです。そうそう、通販のカタログには「165」もあったような記憶があります。 |