暖かい季節になりました。寒い冬場は、さつまいもみたいに手がパンパンに腫れる私にとって、水仕事がしやすいこれからの季節はうれしい限りです。しかし、もうすぐ梅雨に突入します。ことしは、五月晴れとはほど遠い雨の日が多い5月でしたが、6月に入ってからは、いいお天気が続いています。梅雨に入る前に、お風呂場もきれいにしておきたいものです。
私は、ふだんはシャワーだけで済ませていますので、湯船をまたぐことはめったにありません。しかし、いくら使わなくても、シャワーのお湯がはねて、せっけん液が付着して、それが残ると汚れになるのです。その都度、洗えばいいのですが、寒い季節はちょっと水に触れただけで、手がさつまいもみたいにパンパンに腫れ、それも、腫れたり戻ったりと、日変わり定食みたいに場所が変わるのです。ですから、冬場は水を使うことは極力避けたいのが本音です。
そうこうしているうちに、梅雨が目の前に迫ってきました。湯船の上にある換気扇にもかびが生えているのが気になります。また、壁面や天井もきれいにしておきたいものです。ただでさえアレルギーですので、テレビCMでかび取り洗剤のものが流れるたびに、かびの体への影響が心配になります。
先日、ある番組を見ていたところ、まったくの偶然ですが、女性カリスマ占い師・Aさんがお風呂掃除のテクニックを実施していました。その方法はいろいろと参考になりましたので、表にまとめてみました。
<Aさん流お風呂掃除テクニック> |
・最後に入る人が、上がるときに湯船をスポンジで水洗いする
洗剤をつけて洗うのは、週に1度くらいでいい
まとめて掃除しようと思うと面倒なので、毎日の積み重ねが大切 |
・掃除の前に、指輪や腕時計などは外す |
・バスマットは踏まないように、巻いて端によけておく |
・シャワーを使い終わったら、レバーを下にしておく
次に蛇口をひねったときに、シャワーのままだと危険 |
その番組では、出演者が自分なりのお風呂洗いテクニックを披露していましたが、スタジオにセットしてあるお風呂の洗い場に入っただけで、「もうよろしい」と、Aさんのきびしい叱責を受けていた人が何人かいました。
その意味がすぐにはわからなかった私ですが、Aさんの解説をまとめて聞いて納得しました。指輪などをはめたままの人や、バスマットを踏みつけて洗い場に入った人は、その時点でNGだったのです。
さて、私のお風呂掃除方法をまとめてみました。
<Aさん流お風呂掃除テクニック> |
・余分なものは置かない
└すのこ類(ビニール製)イス 排水溝のカバー(金属性のネットは残す)
余分なものを置くと、洗い物が増えるだけなので、なくても支障がない
ものは置かない |
・水道の蛇口など狭い部分は、歯ブラシを使用する |
・シャワーの水を掛けながら、たわしでこする |
・汚れのひどいものは、お湯で流す
その方が水より早く落ちるときがある |
・洗剤は、洗濯用の粉せっけんを使用する
体にもやさしいし経済的 |
・天井などの高いところの掃除は、安定したイスを使用する
電話のベルや玄関のチャイムなどが鳴っても、すぐに動かないようにする |
引越しのとき、大家さん立会いのもとに住宅の損傷具合を確認されますが、いちばんネックになるのが、水まわりの汚れです。それは、最初の引越しのときに、やり直しを命じられ、散々な想いをしましたので、ふだんから気をつけています。
引越しは、書類の手続きや荷物の整理、さらに新居の受け入れを同時にしなくてはなりませんので、頭の中がパニックです。そんなとき、お風呂専用の洗剤を探すのが面倒になり、身近にあった洗濯せっけんを代用しました。すると、思いのほか汚れがきれいに落ちたのです。トイレ掃除も同じことでした。
もともと洗濯に使う洗剤は、成分は掃除用よりは安全なものが使用されているはずです。引越しの土壇場で偶然得た生活の智恵でした。以来、水まわりの掃除は、洗濯せっけんを愛用しています。
さて、梅雨が過ぎて暑い夏がやってくれば、水浴びも兼ねてお風呂掃除がはかどりそうです。 |