「風水」の発祥の地は中国だと、友人A子さんから聞いたことがあります。彼女も、風水にこだわっていて、いろいろとアドバイスをもらうこともあります。風水と聞けば、なにか占いぽい感じがするのですが、各自の信仰とは関係ないとA子さんは言っています。
中国出身の大物タレントも風水に凝っていて、家の模様替えを風水に基づいて定期的に行っているそうです。ずっと前、彼女の豪邸をテレビで見た記憶があります。いまのように「セレブブーム」がくる前でしたので、半端じゃない豪邸にため息が出たのを覚えています。
そして、先日ゴールデンタイムの人気番組で、女優・B子さんがお笑いタレント・Cさんの家を訪問、風水に基づく大掃除をやってのけました。
B子さんは、子どもの重度のアトピー、前夫の多額の借金、そして天井が落ちる欠陥住宅なと、波瀾に満ちた半生を経験しています。いま、現在の夫としあわせな生活を得ていますが、B子さんが開運できたきっかけが、風水だと言っています。苦労したB子さんだけに、説得力があると思います。
Cさんの家は、2DKでした。見た感じ、私のアパートより小さいと思いましたが、玄関の戸を開けるなり、足の踏み場もない空間が広がってきました。
B子さんは、2回に分けてCさんの家を大掃除することにしました。その結果、大掃除のときに出たごみは、ビニール袋に詰め込み、軽トラックの荷台からこぼれるほどの量になりました。
Cさん宅の大掃除で、B子さんが指摘したポイントをまとめてみました。
【大掃除のポイント】 |
<玄関> |
・人や運気が出入りする重要な場所 |
・くつは人数分だけ置き、あとは収納しておく
古いくつは捨てる |
・掃除は念入りにする
拭き掃除は白い雑巾を使い、最後は塩を少し加えた水で拭く |
・八角形の鏡を置くと、運気が上昇する |
<台所> |
・火と水を使う重要な場所 |
・台所用マットを敷くこと(基本中の基本) |
・冷蔵庫にメモを貼ってはいけない |
・窓に「カフェカーテン」をつける |
<バス・トイレ> |
・古い歯ブラシで隙間を掃除する |
・タイルのカビには、酢を染み込ませたコットンを貼りしばらく置く
カビがきれいに取れ、カビがつきにくくなる |
<全体的な注意点> |
・掃除は上から下へする
天井に掃除機をかけ、ほこりが落ちてから床掃除をする |
・紙の書類(古い雑誌)は溜めておかないこと |
・部屋の中に植物を置く |
・エアコンの送風口をきれいにする |
こうしてまとめてみますと、自分にも当てはまることがあります。
私は、冒頭の友人A子さんのアドバイスもあり、八角形の鏡を玄関に置いたことがあります。しかし、あまり効果が期待できず、購入した業者へ送り、供養してもらいました。もちろん、クーリングオフ後のため、代金は返ってきませんが、自分で処分するには抵抗があったからです。
台所のマットですが、実は私も置いていません。汚れると洗濯しなくてはなりませんので、それが面倒だからです。しかし、B子さんによると、台所にマットを敷くのは常識、基本中の基本だというのです。
古い歯ブラシで隙間掃除をする方法は、私も以前からやっていました。タワシと歯ブラシを使い分けて、水周りの汚れを取るのです。しかし、お酢でカビを取る方法は初耳でしたので、機会があればやってみたいと思います。お風呂の換気扇の汚れが気になっているのですが、高いところですので、どうしても敬遠してしまいます。
紙の書類は溜めて置かないこと。できたら、私もそうしたいのですが、仕事関係の書類は、税務署の審査の関係上、7年間の保存が義務づけられています。置いている書類の中には、あきらかに捨てても支障がないものもありますが、万一のことがあり、とにかく7年間保存するようにしています。
また、B5の古いファイルを思い切って整理したいのですが、スライド式本箱の仕様がB5対応のため、もし中身を捨てても、A4サイズを入れることはできないので据え置きの状態です。
最後に、運気をアップするための料理を紹介していました。B子さんがつくったのは「パエリア」で、中身はシーフードあり、季節の野菜ありとかなりリッチなものでした。スープの中に、かんきつ類を加えると仕事などの運気アップができると言っていました。
私は、瓶入りのレモン果汁を日常的に取り入れています。もちろん、開運うんぬんは関係ありません。お酢では抵抗がある甘いゼリーでも、レモン果汁だと難なく受け入れることができるからです。
大掃除といえば、年末にやるものだとい観念がありますが、寒くなってからするのではなく、この機会に家を大掃除して、家の空気と運気を入れ換えてみたいと思います。 |