先日、家族でドライブしていたときの話。
主人が運転していました。信号待ちになると、エンジンを切っています。信号が変わるとまたエンジンをかけなおします。車の調子が悪くてエンストしてるのかなと思っていましたが、主人に聞くとそうではありませんでした。
「アイドリングストップ」です。確かに最近よく聞きます。私も、幼稚園に送り迎えに行ったときなどは、必ずエンジンを止めています。でも、信号ごとにとめるという行為はしていませんでした。信号ごとにエンジンを止めると、逆に燃費が悪くなりそうで・・・それに、正直なところ、何だか面倒で。
主人にその話をすると、意外な答えが返ってきました。5秒以上、エンジンを止めると、燃費の面でもいいそうです。つまり、「エンジンを止めてまたエンジンをかける」=「5秒間のガソリン消費量」だそうです。
その話を聴いて、私もアイドリングストップしようと思いました。
・・・が、なかなか行動に移すことはできませんでした。実際しようと思うと、いろんなことを考えてしまいます。
歩行者の多いところでは、最初に私が主人に対して思ったように、「エンストしたのかな」と思われたらどうしよう・・・何だかとても恥ずかしくなってしまいます。交通量の多い交差点にある長い信号ではエンジンを止めてみましたが、次に、エンジンをかけるタイミングが早すぎて、結局あまり意味がありませんでした。
そうしているうちに、少しずつ、恥ずかしさもなくなり、要領もつかめてきました。それに、ガソリン価格が高騰している今、少しでも燃費が抑えられるなら一石二鳥です。
私は、比較的田舎に住んでいるので、家の近くには路線バスも電車も通っていません。だから幼稚園の送り迎えや買い物など、どこへ行くにも毎日車で出かけます。車に乗る日はないといっても過言ではありません。子供がいないころは自転車であちこち行っていましたが、子供2人を連れての自転車は危険なので、今は車ばかりです。
きっと、私の住む市や隣接する市に住んでいる人はほとんど同じ条件です。
大人の数だけ車を所有している家がほとんどだと思います。その車の所有者一人ひとりが信号待ちのたびにアイドリングストップすれば、どれだけの二酸化炭素の排出量が削減されるのでしょうか。かなりの量だと思います。
聞くところによると都会では、アイドリングストップは常識化しつつあるそうですが、私の住むような地方ではまだまだ浸透していません。
車社会の今、アイドリングストップはとても重要だと思います。子供たちに緑を残すため、地球を守るため、二酸化炭素削減に少しでも身近なところから協力できればいいと思って投稿させていただきました。
これをどれだけの方に読んでいただけるかは分かりませんが、読んでくさった方が少しでも共感していただけたなら嬉しく思います。
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