お手伝いは3月の種まきから始まりました。まだ何もされていない畑の土を耕して、小松菜の種や、ジャガイモの種芋植え、水撒きなど、子供たちはとても楽しそうでした。
途中、畑の中から出てくる虫やトカゲに大騒ぎしたり、前の方が栽培していたらしい大和芋の出現に喜んだりと、賑やかに種まき作業を終えたのでした。
それからも、時々畑をのぞきに行って、
「今日、芽が出ていたよ!」
「どんな風になるのかな?」
「早く野菜とりたいよー」
と楽しそうに野菜が生長するのを観察していました。
早々とできた小松菜をおじいちゃんが持ってきてくれて、早速お味噌汁の具にして食べたときには、
「おじいちゃんの野菜、おいしーい!」パクパク。
おじいちゃんもとっても嬉しそうでした。
そして先日、収穫を迎えました!!
菜園には、真っ赤なトマト、大きく実ったナス、そしてたくさんのジャガイモが!!
子供たちはおじいちゃんにはさみの使い方を教わり、まずはトマトとナスを収穫。天候があまりよくなくて、カッパを着ての作業でしたが、みんな真剣、雨もお構いなし。次のジャガイモ堀りには、土の中からごろごろ出てくる大きなジャガイモをみて、まるで宝物を見つけたように眼をキラキラさせていました。
全部を掘り終えた頃には泥んこになっていたけど、子供たちはみなすべてをやり終えた達成感と満足感でいっぱいの表情になっていました。
掘ってきたジャガイモは、早速おばあちゃんにふかしてもらって、みんなでジャガバターにして食べました。
「おいしい!!」と子供たちが何個もお代わりいていたことはいうまでもありません。
最近では泥んこ遊びもなかなかできなくなっている中で、とても貴重な体験をさせてくれた義父に感謝です。子どもたちにとって、とても素敵な経験になりました。
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