美白肌には、シミのもとをつくらないことが最低条件!!そのトラブルを引き起こす最大の原因であるのが紫外線!!その紫外線からお肌を守る手段として幅広く使われている日焼け止めクリーム。
その日焼け止めクリームのパッケージに表示されている内容と紫外線の種類を理解して生活シーンに合わせて使い分けるとより効果的です。
まず、紫外線には3種類あります。
- @UV-A
- お肌の奥(真皮)まで届き、シミのもとを作ったり、ハリや弾力を保つ線維にダメージを与え、お肌の老化にもつながります。この紫外線によって受けたダメージは3〜5年後にお肌の表面に出てきます。
- AUV-B
- お肌の表面(表皮)に届き、お肌を乾燥させ、シミのもととなるメラニンを必要以上に作り出します。大量に浴びると炎症(軽い火傷)を引き起こします。この紫外線によって受けたダメージはお肌の表面に出てくるのに時間がかかりません。
- BUV-C
- 私たちの日常生活ではほとんど浴びることがありません。
UV-Aの紫外線量は5月にピークを迎えますが、その後はUV-Bの紫外線量が増加します。年間を通した紫外線量は7〜8月にかけて最大になります。
次に日焼け止めクリームに表示されている内容です。
@の紫外線をカットする表示がPA・・・
PA+ →日常生活(洗濯物干し・散歩・買い物など)
PA++ →屋外での軽い活動(スポーツ・レジャーなど)
PA+++→炎天下での活動(海や山でのスポーツ・レジャーなど)
Aの紫外線をカットする表示がSPF・・・
SPF10 →日常生活
SPF11〜30→屋外での軽い活動
SPF31〜50→炎天下での活動
SPF50以上→海外リゾート(紫外線の強い場所・紫外線に敏感な人)
SPFの後に書いてある数字が持続時間です。1で約20分間UV-Bをカットします。
例)SPF50なら
50×20=1000
1000÷60(分)=16.7
で約16.7時間持続することになります。
最近の日焼け止めクリームは耐水性にすぐれてはいますが、持続時間はあくまでも汗などをかいてない状態での目安時間です。顔はメイク直しはしますが、日焼け止めクリームはメイクの前に塗り一日過ごすという方がほとんどだと思いますので参考までに・・・
一日家で過ごす日にカット率の高いものを使用しているとお肌に負担がかかりますし、何もつけないでいるとお肌はダメージを受けます。まずは自分が日常どれだけ紫外線にさらされているかを知り、それにふさわしい紫外線対策を行うことです。
また、日焼け止めクリームは目に見えて無くてもしっかりと落ちていません。お肌に負担をかけないためにも顔だけでなく首や手足など日焼け止めクリームをつけたところはクレンジングオイルやクレンジングクリームで落とすことが大切です。
コラムに関するご意見・ご感想はこちらへ:info@e-koe.net |