今日は、地域の育児サークル主催の『イモ堀り』に行って来ました。
この時期、幼稚園や保育園などでも『イモ堀り遠足』に行くところも多
いようですね。
私が通う育児サークルは普段は公民館で親子で踊ったり、歌ったり、
遊んだり、走ったり、ダンボールをふんだんに使って遊んだり、ざぶと
んをふんだんに使ってあそんだり、絵の具で大きな模造紙に思いっきり
絵をかいたり・・・とにかく、親子で思いっきり楽しみます。
今回の『イモ堀り』も毎年恒例のイベント。『さぁ、掘るぞ〜!』と
親子でスコップを手に、長靴はいて(雨上がりの為、ドロドロだとの事
でしたので・・・)いざ出陣!
普段、公園で遊ぶ砂とは違う『土』の感触に最初はおどおどしていた
娘も、私がせっせとイモ蔓をはぎ、スコップで掘っているのを見て、恐
る恐る手に触れていました。
『イモ堀り』なんて、それこそ私も小学校以来。こんなに大変だった
かなぁ・・・?と思うほど、イモは掘っても掘ってもそうゴロゴロとは
出てこない。イモ蔓も、ひいてもひいても、案外、イモまでいっしょに
は引き抜けない。
気づけば、私を含めみんな親の方が夢中になって泥まみれ!『今日の
夕飯はてんぷらにしようかな?』とか、『芋蔓も煮付けにしたら美味し
いらしいよ!』とか、既に、『掘る』ことより先の『食べる』ことで頭
の中はいっぱい。軍手をしていた人もしまいには、軍手を脱ぎ素手で丁
寧に丁寧に土を掻き分けていました。
最初は、ちょっとミミズがでてきただけで『きゃぁ〜!ミミズ!』な
んて言っていたのが、終盤にはモクモクとスコップでミミズをちゃっち
ゃとはねのけているから不思議です。その頃には、こども達のほうが既
にイモ堀りに飽きてきて、まわりにはえていた猫じゃらしのような草で
遊んでいたり、虫を観察していたり、泥の塊を砕いていたり・・・。そ
れはそれで、普段なかなか立ち入ることのできない『畑』で、普段なか
なか思いっきり遊べない『土』で、イロイロと触ってみたり、発見した
り、有意義な時間なようでした。
『汚れるから着替えを持ってきた方がいいですよ。』と事前にスタッ
フの方に言われていたのですが、どこのお母さんも用意していたのは子
供の着替え。終わってみれば、どの親子も、子供より親の方が必死で泥
まみれ・・・誰1人として、自分の着替えを持ってきていなかったこと
に、『まさか、親の方がハマルとは・・・』と、みんなで大笑いでし
た。
『お百姓さんが、一生懸命植えて、育ててくれたから、こうしておイ
モができたんだよ。お家に帰って、これをお料理して食べようね。』そ
んな当たり前の事だけど、普段はなかなか伝えられないこと。こんな楽
しい経験から学べるってステキなことですね。
『今日掘ったおイモだよ!』そういいながら食べるおイモは格別に美
味しく感じるんだろうなぁ♪
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