虫歯になりました。 しかも、一本だけある親知らず。
妊娠中に検査に行ったときは大丈夫だったのに、育児に追われている間に立派な虫歯に。
しかも、抜かないとダメみたいで・・・ショックでした。
痛くないから気づかなかった。
でも、授乳中に抜歯するとなったらオオゴトですよね。
麻酔・抗生物質・痛み止め。それらは母乳に影響しないのか?!という大問題が発生します。
今まではどの歯医者さんも「薬を飲んでいる期間は母乳はやめてください」と言っていたみたいです。
私の友達の友達は、授乳中の抜歯によるちょっとの期間の母乳中止でミルクにしただけで、母乳が出なくなったとか。
でもうちの子供のように、ミルクダメ・哺乳瓶ダメ・離乳食まだの三拍子の子供には、どーすりゃいいんだって感じです。
そこでお世話になっている歯医者さんに聞いてみました。
「今授乳中なんですが、抜歯しても大丈夫なんでしょうか?」すると歯医者さんは言いました・・・「調べておきます」
調・べ・て・お・く?!
調べないとわからないってこと?!
ということは、そういうことが今までなかった = 経験が浅い。
笑顔はキュートな優しい女医さんだけど、確かにまだ若そう。
困った。こんな頼りない人に抜歯されては、断乳の危機に見舞われてしまいます。
ということで、他の歯医者に尋ねてみたら、電話で即返答が。
「100%安全とはいえないけれど、比較的問題ないとされる薬を使って抜歯することはできるけど、100%じゃないので、気になるならやめたほうがいいです」とのこと。
その受け答えにホッとした後、調べました。授乳しながら抜歯した人の経験談も沢山読みました。
よかった。母乳続けたままできそう。
そう安心して抜歯にのぞみました。
とはいえ、やはり当日の母乳は気になるので、今母乳をフリージングして、哺乳瓶であげる練習をしましたが、結局全然駄目だったので、抜歯後も哺乳瓶なしで、なんとか言われた時間を守り母乳を続けました。
それから月日が経ち、特に麻酔の関係で何の問題も発生せず済んだようでした。
それにしても、今まで知らずに断乳させられた人が、なんと沢山いたことでしょうか。
歯医者さんによっては、そういったことを知らない人もいて、誰に聞くかで左右されることがとても怖く感じました。
セカンドオピニオンという言葉をよく耳にします。
これは大きな病や手術を必要とする人が、本当にその病状であっているのか、別の医者に同じく見てもらうということのようですが、何も大きな病だけではなく、こういう時も必要なのだなと、しみじみ思いました。
その後も何事もなかったかのようにおっぱいを飲んでいる子供を見ていると、断乳しなくて済んで本当によかったです。
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