H19年8月14日。
私は一児の母になりました。
私の出産した病院では、完全母乳をススメていため、入院中のママさんたちは退院までにはしっかり母乳が出ていました。
母乳にはたくさんのメリットがあります。
中でも、赤ちゃんに免疫をあげることは一番のメリット。
人工の粉ミルクにもメリットはありますが、どちらかと言えば、赤ちゃんのためのメリットではなく、育児をする母親のためのメリットが多いです。
母乳が出るまでの期間は、オッパイマッサージをしたり、看護師さんに絞ってもらったり・・・
でも、息子に母乳を与えている時は、とても幸せでした(*^V^*)♪
いざ退院して、里帰り出産だったため、実家での育児が始まりました。
始めのうちはですが、2ヵ月が過ぎた頃には、ストレスや疲労から母乳が止まってしまいました↓↓↓
2ヵ月検診の際に、そのことを医師や看護師さんに相談したのですが、
「2ヵ月飲ませられたなら立派だよ。大丈夫(^-^)b」
と言ってもらって一安心していました。ですが、もうオッパイをあげられないんだなぁ・・・と思うと、すごく寂しかったです。
出来れば最後まで母乳で育てたいと思っていたし、お腹がイッパイになったときの満足そうな息子の顔を見るのがとても好きでした。
実際、人工の粉ミルクに切り替えると、楽といえば楽でしたが、お金はかかるし、息子が泣いてもすぐには与えられないし、特に良いことはなかったです。
息子を抱いて、散歩をしていても、通りすがりの人によく「母乳か粉ミルクか」と尋ねられ、粉ミルクだと言うたびに、説教をされることがしょっちゅうで、イヤな気分になることが多かったです。
我が子にオッパイをあげられない悲しみやもどかしさから強くそう思ったのかもしれません。
そんな中、実家から旦那がいる隣の県に引っ越す時が来ました。
新居についてから、住所を移すため、転居届けを提出したり、息子の関係の書類を提出するために市役所に行きました。
そこで、息子の検診や予防接種を受けるのにひつような母子手帳の別冊をもらいに行った際、窓口のおばさんに
「母乳で育ててるの?」
と聞かれ、
「人工なんです」
といつものように何気なく答えると、
「母乳のほうが良いんだけどね。母乳飲ませたいと思わないの?」
と、言われてしまいました。
私が言うと、
「マッサージしてるの?病院で聞いてきたら良いんじゃない?!・・・若いからそんなに気にしないのかしらね」
はっきり言われました。
私は悔しくて悲しくて、必要な書類を受け取ってすぐに帰りました。
旦那に愚痴をこぼしながら(;_;)↓↓↓
『若いから』、『最近の若者は』、なんて勝手に思い込んだんだろうけど・・・
すごく傷つきました。
実際、私は22歳で、そう見えても仕方なかったかもしれませんが・・・
きっと、私が帰った後に「最近の子はダメね」なんて周りの人たちに言ってそうで、考えただけでも腹立たしかったです。
母乳が出ない体質の人だっているのに(・△・`)
役所で働く人なら尚更 気をつけて欲しいです!!
特に、妊娠中の女性や、産後間もない女性は、精神的に弱かったりするので、発言には十分気をつけてほしいと思った体験でした(-_-#)
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