子供が生まれ、憧れの母乳育児をはじめました。
新生児の頃は一時間ごとの睡眠と授乳だった息子も、生後1ヶ月半経ってだんだんと昼夜の区別がつきはじめ、夜はまとめて2〜3時間は寝てくれるようになりました。
でも、そこで大きな問題発生。
この頃は調子が良くて、なんと久しぶりに二度目の4時間睡眠をしてくれることもあるけれど、そうなると自分も一緒に寝てるから、授乳が4時間以上経ってしまい、慌てておっぱいをあげたけど、あっけなく乳詰まりに・・・。
そこで産院で紹介していただいた、おっぱいマッサージへ行きました。
評判はいいけど実際はどうかな?と、多少斜に構えて行ってみたけど、ものの5分でひれ伏しました。
なんと、私のおっぱいを触っただけで「菓子パンたべた?」と聞かれてしまったのです。
えぇ、食べました、メロンパン・・・。
お菓子駄目だって思えば思うほど、お菓子しか見えなくなるし、だからと言ってはなんですが、お菓子じゃなくて「パン」にしてみたのです。
それがまさか見破られるとは・・。
そして先生はこうも言いました。「カレーとかも、あかんよ」
えぇ、「とか」じゃなくてカレーも昨日食べました・・・。
もう、入信しちゃいそう。なんという超能力でしょうか!
でも他の人は結構気にせず食べてる人も多い。なのに何故自分はこうもたやすく詰まるのか。
そこで聞いてみたら、私のおっぱいは・・・
・乳腺が細い。
・息子が飲むとき癖がある。
・詰まりやすくなる食べ物食べた。(菓子パンやカレーや油物)
・疲れてる(一番の原因らしい)
・授乳間隔があきすぎた(最低でも3時間しか間をあけてはいけない)
その全部が原因らしい。
シコリはきつくて「よく熱でなかったね」と言われるほど、詰まりまくっていたようです。
これ以上シコリがきつくなると乳腺炎という病気にかかり、高熱が出るなどして、入院の恐れもあるとか。
そうなると、せっかくの母乳育児も続けられなくなるかもしれないそうです。
ただおっぱいが出るから飲ませる。
それだけでは済まないのですね。
そして先生が言うには、無数にある乳腺のうち、どこがどう詰まっているかで、何を食べたかどういう生活をしているかがわかるそうです。
確かに手技が終わったら、カチカチだったおっぱいがふにゃふにゃ。
すごい。の一言。
しかし、母乳育児って大変なのですね。
せめて一年以上は母乳育児をしたい、でも夜寝たい。
でも4時間あくと詰まる・・・なんて面倒なのでしょうか。
母乳を続けるためには夜間3時間ごとの授乳は必須。
寝たいのに寝れない日々が続く。
まるで修行僧。
母乳を与えるということが、こんなにも体育会系だったとは・・・。
母乳育児の大変さを痛感するとともに、マッサージの先生の驚異的な技術に驚いた体験でした。
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