生理痛が重い方は、毎月、予定日が近づくたび、「ああ、また、あの痛みがやってくるんだ・・・」「大事な予定はなるべく、生理期間をはずさないとなあ。(そうも簡単にいかないのですが)」と、気持ちが暗くなることでしょう。
月経前症候群で、ただでさえ、わけもなく悲しくなったり、いらいらしたりするうえに、迫りくる生理への不安で、大事な毎日を憂鬱な気持ちで過ごすのは、とてもつらいですよね。(せめて、本番以外は、楽しい気持ちで過ごしたいのに・・・)
わたしもその一人だったのですが、ここ一年ほど、不思議と痛みが軽くなったなあと感じていて、そういえば・・・と思い当たるのが、玉ネギ酢なのです。
よく、テレビや雑誌などで、玉ねぎは血をさらさらにするという話がありますね。わたしが、玉ねぎ酢を作り始めたきっかけは、とくに、生理痛対策というわけではありませんでした。たまたま生協のチラシで、生玉ネギのみじん切りにお酢としょうゆを混ぜて、しばらく漬け込むだけで、サラダなどの付け合わせとして重宝するという記事を読んで、「あっ、いいなー。」と、気楽にはじめたことだったのです。
毎日の食卓に取り入れて、もう、2年は続けていますが、生理痛が軽くなったことに気付いて、血流がよくなることと、生理痛が軽くなることが、どう関係しているのかなあと、考えてみました。
たとえば、べったりしたものをはがすためには、うーんうーんって、力を入れて引っ張らないと、落ちてくれませんが、さらさらした液体なら、スムーズに、流れ落ちますよね。
それと同じことが、子宮の中でおきるのではないかなあと。女性の体内で毎月用意される赤ちゃんのベット(子宮内膜)がはがれおち、それを外に押し出そうと、子宮が、がんばって収縮するわけですが、さらさらした血液ほど、ふるいおとしやすく、そのとき体に伝わる痛みも、軽くなるのではないかと思うのです。(推測ですよ)。
ほかに、継続している食品も特にないので、やはりこれが効いているのではと思います。わたしは、身体の不調に対して、普段からなるべく、薬に頼らずに、食べ物で無理なく自然に働きかけたいと思っています。
生理痛に悩んでいる皆さん、よかったら、試してみてください。薬のような即効性はないですが、毎日少しずつ食べているうちに、ある日「あれっ。今回、あんまり痛くないな。」と喜べる日が来ますように・・・
では、私の作り方を、ご紹介します。ポイントは、玉ねぎをスライスにするのではなく、みじん切りにすること。それだけの違いでずいぶん、食べやすくなります。
そして、お酢は、米酢でもリンゴ酢でも、何でもいいのですが、純粋なお酢を使ってくださいね。このごろ、スーパーで手に取ると、原材料にコーン油などの成分が表示してあるものが、あるんですよ。
なんのためでしょうね?首をかしげてしまいます。作り方は至って簡単ですが、シンプルだからいっそう、身体によい材料を吟味したいですね。
まず、保存容器に、刻んだたまねぎが浸るくらい、お酢を注ぎいれます。しょうゆは、こだわりはじめると上には上があるのですが、まずは、普段お使いのものを適量入れてみてください。
お好みで、蜂蜜など加えると、苦味が消えてまろやかになります。(とくに、お子さんには、その方がいいでしょうね)。作ってすぐでも、食べられますし、2,3時間おけば、より味が馴染みます。
今なら、新玉ネギを使うと、柔らかくて、より食べやすいでしょう。うちでは、家族3人で毎食、食べているので、玉ネギ一個分を2,3日で食べきってしまいます。
特に保存容器にこだわらなくても良いかもしれませんが、お酢なので、金属は避けて、ガラス製の容器に入れるほうが、安全ですよ。簡単なので、ぜひ、習慣にしてみてくださいね。
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