今、息子はトイレトレーニングの真っ最中です。
トイレトレーニング、それはとても長く続く忍耐の連続です。
オムツにするか、トレーニング用のオムツにするか、布のパンツにするか、トレーニング用の布のパンツにするか・・・
どれが自分の子供にあうのかもわからないので、とりあえず全部試してみる。
そして本人がおしっこの感覚がわかったようなら褒め、「トイレ行きたい」といえば褒め、失敗してお部屋でこぼされても忍耐、トイレがおもちゃだらけになっても忍耐、トイレで遊ぶだけ遊んでおしっこが出なくても、笑顔で忍耐・・・。
これほどまでのことをして、人ってオムツをはずしてきたんですね。
子育てって、今まで思いもつかなかったことの連続。新生児期は無我夢中で毎日が必死で、今ではよく覚えてもいないくらいに怒涛の日々だった。
食事もオッパイをやりながらでないと食べることさえできない。
一人でトイレにも行かせてもらえない。
4時間以上寝ることさえできない。
そんな、想像を絶する日々を終えた。
そして言葉も出始め、次第にコミュニケーションができてきて、たまには自分もテーブルで座ってお茶を飲むこともできるようになった頃、またトイレトレーニングという波がやってきたのです。
少しトイレでもできるようになってからが大変。うちは男の子だからなのか、わざわざオムツをはずして、お布団の上でおしっこ。
これはツライ。
暑くなってからだからすぐに乾いてよかったものの、これが冬なら乾かないで大慌てするところでした。
そしてトレーニング用のオムツを試してみたら、あまりの気持ち悪さに、うんちの途中でオムツをおろされてしまい、床にうんちが・・・。
最悪です。全く「トイレ」や「おしっこ」を言わないときは、それはそれで心配だし焦りますが、言えるようになって、たまにできるようになってからのほうが、いたずらも増えて大変です。
それに、「おしっこ」と宣言して、本当にトイレでできたら、「期待しちゃダメ」ってわかっていても、やっぱり次も期待してしまい、次は何も言わずにオムツにそのままされてしまうと、無意識にがっくりしてしまい、それが子供にも伝わり、プレッシャーに。
こんな悪循環にも陥ってしまいます。
いたずらばかりしているわりには、意外と子供はデリケート。親は名俳優でなければならないのですね。
いろんな本や体験話を周りの人に聞いてみると、トイレトレーニングに一年かかる場合もよくあるとか・・・うちはまだまだ始まったばかり。
本当に一年も私の忍耐が持つのかが、気になるところです。
コラムに関するご意見・ご感想はこちらへ:info@e-koe.net |