この時期よく公園や庭で、びわがたわわに実っているのをみかけます。
あまりにも実が多いせいか、また農家の方が作っているのと違ってそんなに美味しくないからか収穫してないみたい。
わたしの叔母の家にもびわの木がありますが、とてもとても一人では使い切れずお裾分けをしてもらいました。
びわっていうのは、採ってから2、3日以内くらいの早い間に食べたり使わないとすぐ虫が湧いてしますんですって。
結構たくさんもらったのに!生だとそんなに美味しくないし、使い方調べてみたら、びわってすごく体にいいし、実も種も葉っぱも使えるんです。
お宅でもてあましている方、なんでも試してみるの好きな方に・・。
- ジャム、コンポートに
実に切れ目を入れて、割り、皮を剥きます。種と薄皮をとります。実が崩れてしまったのはジャムに。形が半円のようにキレイな状態 にうまく、剥けたらコンポートに。
両方とも水に砂糖を入れて煮立てたものに入れて水分が無くなるまで煮詰めます。砂糖はお好みで。さっぱりと物足りなかったびわの実も砂糖の力で大変身です。そのまま食べても美味しいですが、ゼリーやヨーグルト、パウンドケーキなどにいれても良し。うちの子供には大好評でした。
- お酒に漬ける
実の他に、種、葉もお酒に漬け込めるそうです!びっくり。作ってから期間を置かないといけないので、今回が初めてのわたしには味がどんなかわからないですが、それぞれ試してみるのおもしろいと思います。
実の場合
黒ずんでいないキレイなヤツを使用してくださいね。びわをよく洗い、へたをとります。実と砂糖と交互に入れてホワイトリカーを注ぎ ます。3ヶ月くらいで飲めますが、1年くらい置いた方が美味しいみたい。そんくらい置いたら、実は取り出してしまってください。レモンの薄切り入れてもいいみたいです。
実、1kg砂糖250g、ホワイトリカー1・8l
種の場合
果肉を取りよく洗い、乾燥させます。漬け込み方は実と同じ。
種200g、砂糖200g、ホワイトリカー400l
葉の場合
葉150〜250g ホワイトリカー1.8l
葉は洗って乾かしたら。生でも乾燥させてもいいみたいです。
漬け込み期間は同じ。そのままだときついので、割って飲むといいそうです。
それぞれの量はあくまで目安なので、好みで加減してください。
ホワイトリカーは35度以上が良いそうです。ウォッカや焼酎で漬けてもいいみたい。
-
入浴剤
葉っぱを洗って乾燥し、煮出すといいそうです。お茶としても飲めるらしいですよ。
-
虫さされの薬
洗ってぬるぬるを取った種を焼酎でさらに洗い、種の2倍の量の焼酎
に漬け込みます。これも1年くらい置いてから。
-
化粧水
上の3を化粧水に使うのもありだそうです。
また、葉っぱをたわしであらい細かい毛を落としてからよく乾燥させ
ます。葉を入れて水で煮詰めます。沸騰はさせないようにとろ火で。
水の量が半分になったくらいで葉っぱを取り除き、冷ましてから冷蔵
庫や冷凍庫に保存。使うときにオリーブオイルとこの水1:5で混ぜる
らしいです。
葉っぱは20から30枚にたいして水1リットルを目安に。
びわにはいろんな成分が含まれていて免疫力を高めたり、炎症を抑えたり江戸時代から使われていたみたいです。
わたしも調べてみてこんなに用途があるなんてとかなりびっくりしました。
民間療法でもちゃんと科学で裏づけできるから安心ですよね。
わたしもいろいろ試してみたいと思います。
しばらく時間おかないとできないものもあるから、使えるときが来るのも(飲むのも)楽しみだなあ〜。
コラムに関するご意見・ご感想はこちらへ:info@e-koe.net |