夏ももうわずか・・・。
とはいえ、まだまだ残暑厳しい毎日です。
私は仕事をしているのですが、仕事を終えると、保育園へのお迎えや夕飯の準備と毎日大忙し。
そうなると、買い物もそうそうマメに行く時間もなく、大抵が週末に買いだめしたものを保存し、小分けして使います。
とくに、夏場は、野菜の傷みも早く、できるだけ新鮮なうちに食べたいところ。ですから、週末近くともなると、お野菜などの生鮮品が品薄状態となってきます。
そんな時、とても心強いのは乾物。
例えば、切干大根。
切干大根といえば、煮付けのイメージが強いのですが、実は、お味噌汁の具としてもとても美味しくいただけるのです。
そもそも、時期はずれの生大根の栄養価は旬のものと比べるととても低いと言われています。
おまけに、お値段も旬の時期に比べるとかなりお高くなってしまいます。
新聞紙に包めば日持ちもするのですが、旬の時期に収穫された切干大根を利用することで、高い栄養価を保ち、なおかつ、とってもリーズナブル。もちろん傷む心配もいりません。
我が家では、人参、お豆腐、オクラなどと一緒に入れてお味噌汁を作ります。
それから、高野豆腐。
こちらも、煮付けのイメージが強い食材ですが、やはりお味噌汁の具としても使えます。
近頃はカットされたものや、水でもどす必要のないものが多いので、忙しい夕飯時のお料理のスピードアップにもつながり重宝しています。
そして、干し椎茸。
こちらは、出勤前、コンブと一緒にお鍋にはったお水につけてそのまま冷蔵庫へ。
家にかえった時には美味しいお出汁がでている上、コンブも椎茸も、おかずの具として使います。
一味違うお味噌汁になり、捨てるところなしのエコクッキング。
そして、ひじき。
私は、ひじきを買ったら、一度に全部五目煮にしてしまいます。
そして、小分けして冷凍しておくだけで、オムレツやコロッケ、ハンバーグや玉子焼きに混ぜ込んだり、汁気を切ったひじきは、タコやきゅうり、パプリカと一緒にマリネにしていただくこともできます。
また、忙しく帰りがいつもより遅くなった時や、こどもがグズッって夕飯の準備ができない時などは、このひじきの五目煮があれば、ごはんにタマゴと混ぜて炒めるだけで、即席チャーハンの出来上がりです。
よくよく、考えてみると、これらの乾物から作り出すメニューはどれも経済的で、栄養価もいいものばかりのように思えます。
また、使い勝手もよく、料理の時間を短縮するのにも一役かってくれています。
ワンパターンになりがちな定番メニューも、ちょっとこれらの食材を加えるだけで、新しいメニューへと展開でき、いつもの食卓に新鮮味も増すと思います。
お仕事で忙しい方はもちろん、こどもが小さくて、ゴハンの支度やお買い物が思うように出来ない方、是非、この乾物の利用を試してみてはいかがでしょうか?
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