パパの休みの日には、いつもどこかに出かけている我が家。「明日
は、どこいく?」と悩んでいた時に、パパが、「久しぶりに、海釣りに
いこうか?」と言いました。もちろん、娘たちも私も賛成!明日は、
「本牧海釣り公園」へ行くことに決定しました。
早速、倉庫から、釣竿を持ち出してきて、使えるかどうかのチェック
です。かなり前に、行ったきりなので、錆びていないか不安でしたが、
何とか使えそうなので、ホッとしました。簡単に支度をして、その日
は、寝ました。
さあ、いよいよ釣りの日当日!朝の6時に起きて、持ち物チェックで
す。
パパの持ち物・・・釣竿、釣り糸、釣り針、網、縄付きバケツ等、
ママの持ち物・・・レジャーシート、毛布、水筒(お湯)、カップ麺、インスタントコーヒー、お菓子等
そして、着替え開始。海は寒いので、普段の服装に加え、タイツ、帽
子、マフラー、手袋をして、腰には、貼るタイプのカイロをつけて準備
完了!出発です。
車に乗り、20分程で、到着。朝の7時過ぎに着いたのだけれど、もう、
駐車場は混み合っていました。「皆、早いんだ〜」と慌てて、入場券を
購入して、えさを建物中の売店で買い、釣り場所を探しに行きました。
入場券・・・大人900円、中学生450円、小学生300円、幼児無料でした。
落ち着いて、釣りをしていたいので、なるべく奥の方の釣り場まで、
歩き、そこに、レジャーシートをひきました。トイレは、建物の中なの
で、遠くなりますが・・・。周りを見渡すと、一人で来ているおじさん
もいれば、カップルや、友達同士で来ている学生、ファミリーと色々な
人たちが来ていました。海では、船がたくさん行き来したり、カモメや
小さい鳥も飛んでいたりして、子供たちは、「あれ見て!これ見て!」
と興奮気味でした。
それから、パパが、釣竿のセットを完了させて、「私にもやらせ
て!」とやる気満々の子供たち。子供の竿は、網えびを使っての釣りだ
ったので、自分たちでえさを入れたりして、頑張ってました。落ち着い
てから、数分後・・・。「釣れないね・・・」、と子供たちの寂しい
声。途中、飽きてくると、ジュースを飲んでは、釣竿を持ち、また飽き
てくると、お菓子を食べては、また釣竿を持ちといった感じで過ごしま
した。
私は、というと、あまりの寒さで、ポットのお湯で、コーヒーを飲ん
だり、紅茶を飲んだりする事が多く、その為、トイレも近いので、釣り
をしに来たというより、付き添いで来た、という状態でした。館内のト
イレに行くと、売店におにぎり、パン、お菓子、フランクフルトや、ゆ
で卵などが、美味しそうに陳列されていて、ついつい買ってしまう事も
しばしば。パパに「お前は、トイレに行くと、必ず何かを買ってくる
な」とあきれ顔で、言われてしまいました。
パパが突然、「釣竿が重くなってるよ!」と言うので、皆でわくわく
して見守っていたら、針にくっついていたのは、ヒトデが、2匹。パパは
がっかりしていましたが、子供は、ヒトデでもよかったらしく、興味深
く観察して、触ったり、していました。そして、また突然、隣の隣の男
性が、30cmくらいの魚を釣り上げました。ピチピチと動く魚を見て、
「すごいね!」と、私と子供たちは、感心しましたが、パパは、ちょっ
とムツとしていました。(笑)けれど、「あんな魚も釣れるんだ!」と
いう事もわかり、少しの期待を胸に、再び頑張る事にしました。
けれど、その期待もむなしく、それ以来、周りの人も全然釣れている
人は、見当たらず、(皆、ヒトデばかり、釣れていました)だんだん
と、あきらめて、帰る人が、増えていきました。5時で、閉館なので、4
時頃にシートなどから、片付け始めました。そして、4時30分になり、と
うとう一匹も連れず、帰ることとなりました。
「せっかく、釣りに来たのに、なんで何にも釣れないの?!」と子供た
ちは、寂しそうでしたが、パパがやはり、悔しかったらしく、「また、
リベンジしに、釣りに来ようか?」と言ったら、「うん!」と嬉しそう
に、子供たちは、二つ返事でした。また次の週末も、うちの家族は、釣
りの日になりそうです!
コラムに関するご意見・ご感想はこちらへ:info@e-koe.net |