ちょうど去年の今頃だったかと思います。
社会保険庁からハガキが届きました。
見てみると、保険料未納の通知書でした。
「しまった!」と思い中容をみてみると、そこには今までの年金加入状
況も載っていました。
すると、あれっ?と思う所がありました。
結婚前に働いていた時期に払っていた、厚生年金の欄が0になっていまし
た。
すぐに電話をして問い合わせてみると、結婚前と結婚後の記録が統一さ
れていなくて、同一人物でない扱いになっているというような説明でし
た。
でも私は結婚後、ちゃんと役所に行き、手続きをして、年金手帳にはちゃんと名前が変更されているんです。手帳には厚生年金の記録も国民年金の記録も載っています。
当時、窓口で対応してくれた係りの人が年金手帳の記録だけ書き換えて、元になる台帳のほうをなおしてなかったということですよね。
たまたま、私だけがうっかり忘れられていたのか。
それとも、めんどうな作業は後回しであえてしていなかったのか。
後者の可能性が強いですよね。
そういえば、ワイドショーで、年金問題を扱っているのを見た時に、結
婚して名前が変わった人は、記録が正しくない可能性があるといってい
たっけ。
てっきり、きちんと届けをしていない人のことだと思っていました。
わざわざ役所に手続きをしに行ったことが半分無駄だった気がして、今になって時間がもったいなかったと思ってしまいした。
でも、記録が統一されていなかったということは、旧姓の私もそのまま
存在しているような扱いだから、実家に年金の納付書が送られてきても
いいはずなのに、それもぜんぜんなかったから、いったいどうなってい
るんだろうと、不思議に思います。
保険料を滞納したおかげで、記録がおかしかったことにはやく気づいてよかったです。
それも年金問題で騒がれ始めた頃と違い、問い合わせの電話も前よりもかなり減ったのか、電話もすぐに通じました。
以前は特別に相談窓口ができたりしたにもかかわらず、来る人の数が多
くてかなり待たされたりしたらしいという話もきいたし、電話対応専門
の人の数を増やしたりしたって聞いたことがありました。
でも他の仕事はなかなか進まないようなのに、催促のハガキだけは早く
届くんだとそこは感心しました。
最近家に年金特別便というものが届きました。
年金記録を確認して「もれ」や「間違い」があってもなくても回答をし
なければならないというものです。
去年、間違いがわかって訂正されているのでこの記録は正しいものでし
た。
とはいえ、回答票に記入するのも手間がかかってめんどうだなと感じて
しまいます。届いてから何日かたつのにまだ記入していません。
私はすぐに内容がわかって、簡単に確認できたからまだいいけど、そう
じゃない人はだいぶ前の納付書やら、年金手帳を見比べたりして、もっ
と手間と時間がかかるのではないでしょうか。
めんどうなことって誰でもいやですよね。
でもそれが自分の仕事なら、めんどうで大変な作業でも、それでお給料
をもらっているわけなのだから、一人一人がきちんと、やるべきことを
しなければいけませんよね。
そういう毎日の積み重ねを怠ってきたからこんな、大変な年金問題とな
ってしまったのでしょうね。
ぜんぜん規模は違うけれど、私も家の中のことなんでも後回しにしない
で、出来ることはなるべくその日のうちにやってしまおうと思ったりす
る今日この頃です。
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