「ファン・ヤン メガバブルショー」
世界80カ国以上を巡り、成功を収めたバブルアーティスト、ファン・ヤンさん。
いわゆる「シャボン玉」になりますが、それぞれの国の大気や水質に合わせて液体調合を考案しているそうです。
その中で数々の記録を所持しています。
→円周2・3メートルもある世界最大の球形バブルを完成。
→バブルで長さ47.4メートルの壁を作る。
→世界で1番の12個入りバブルドームを作る。
→ファン・ヤンの娘がバブルを破らずに中に入り、通り抜ける。
→9つのバブルをくっつけて、空中に1つの長い鎖を作る。
→42人を1つのバブルの中に入れる。
→15組のペアをバブルケージの中に入れる。
→バブルの個室13部屋に34人を入れる。
→15部屋の個室に100人を入れる。
→象をバブルの中に入れる。
知り合いの紹介でチケットが手に入ったので、4歳の娘と2歳の息子を
連れて家族で新宿コマ劇場まで行ってきました。
小田急線で一本でしたが、子供のトイレなどで手間取り・・結局行きに
かかった時間は2時間。小旅行並みでした。帰りは乗り換え無しで予定
通りでしたが、小さい子供を連れて電車は大変です・・・。
それでもどうにかたどり着いてまず出迎えてくれたのは色とりどりの衣
装をまとったピエロたち。売店に並んだシャボン液の見本でたくさんの
シャボン玉を作っていました。どの子供達もそれに夢中です。
いよいよ開演。子供をあきさせないよう、おやつを持参して意気込んで
いたのですが、それは想像を超えたものでした。
シャボン玉を幾重も重ねてドームを作ったり、煙の入ったシャボン玉で
四角いバブルを作ったり。惑星や虹を表現したものもありました。まる
でシャボン玉が命を拭き込まれ、彼の言うように動いているかのよう。
それはまさに「魔法」。大人もすっかり引き込まれて、私も大興奮でし
た。
プログラムの最中に、翻訳を兼ねてスクリーンにタイトルやメッセージ
が書かれました。「こんなの作ってみたよ」「これはどうかな」「愛す
る人とキスしよう」「みんな素敵です」リスニングできない人にとって
はわかりやすくてとても面白かったです。
中盤でゲスト参加もありました。小さな子供からカップル、年配夫婦と
年齢層関係なく全員参加の形です。
ファン・ヤンさん自身がユーモア溢れた人柄のようで、アメリカのジョ
ークなのか、日本人との言葉の壁を見事に冗談で交わしたり和ませた
り。終始歓声と笑い声が絶えない素晴らしいショーでした。
クライマックスは一度終止符を打ったようにして会場の照明を落とし、
再登場とともに劇場内に溢れんばかりのシャボン玉とドライアイスのス
チーム、ライティングで幻想的な雰囲気に。
子供も大人も手の届くところにシャボン玉が来るたび触れては消える魅
力に取り付かれたように楽しみました。
大人になってからはシャボン玉は子供のおもちゃとして扱っていました
が完全に覆されました。
「世界でもっとも偉大なバブルアート」「シャボン玉を芸術にした」と世界中が絶賛しているようです。
ショーは期間限定だったのですが、もしまた来日する情報が入ったら是非とも行きたいと思います。
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