我が家は週末にお弁当を持って公園へよく遊びに行きます。

大型の遊具がそろっていて、広い広場があってレジャーシートを広げてお弁当を食べられるような大きな公園がお気に入りです。

現在の住まいに引っ越して来てまだ一年弱なので、ネットや地図で大きな公園を探しては出かけています。
7歳と4歳の子供たちも楽しみにしています。

でも、二人子どもがいると興味を示す遊具も別々で、二人で違う方向へ走って行ってしまいます。

家族そろっていつも出かけるので、私は上の子担当、パパは下の子担当と、バラバラの方向へ行ってしまっても大丈夫。

だんだん温かくなってきて公園へ行くのに丁度良い気候になってきたのですが、最近パパの仕事が忙しく週末もなかなかお休みが取れませんでした。

子供達は「公園行こうよー！」とせがみます。
仕方なく、私ひとりで二人を連れて出かけることに・・・
でも、不安いっぱいでした。

どうせまたバラバラの方向へ走って行ってしまうんだろうな・・・
すぐに兄妹ケンカが始まるんだろうな・・・などなど。

パパが会社へ出かけてしまった後、朝食の後片付けをして洗濯物を干してお弁当の支度をして・・・と出かけるまでに私は大忙し。

ところが、二人の子供が「お手伝い。お手伝い。」と洗濯物を干すのを手伝ってくれて、ほうきとチリトリを出して来て自分たちが食べこぼしたパンくずを掃除してくれました。
おかげで予定より早く出発できました。
子供たちなりに、今日はパパがいないからママは大変なんだ・・・と感じてくれたようです。

早く出発しないと公園の駐車場が満車になって停められなくなってしまうことも子供たちは知っていました。

手伝ってくれたことはもちろん嬉しいことですが、自分達が遊びに行くためなので、ヤル気もでたのかな・・とも思っていました。

そしていざ公園へ。
案の定、二人はバラバラの方向へダッシュ！
でも、下の子へ私が付いていっても一応上の子も目の届く範囲にはいてくれたので大丈夫でした。

下の子と私でトイレに行き、下の子が先に済ませて「お兄ちゃんのところへ先に帰ってる」と言いました。

トイレから上の子が待っているところまではほんの10数メートル。
見通しも良く、上の子もすぐに下の子を見つけて声をかけてくれるだろうと思い、一人でトイレから先に帰しました。

そして、私もトイレから戻ってくると、上の子が一人で遊んでいました。
「あれ？？先に戻ってこなかった？先に帰したのだけど！」と上の子に聞いても「知らないよー。戻ってきてないよ」と・・・
しまったーっ！ほんの10数メートルのところで迷子になってしまった！
あわてて上の子と二人で捜索開始！

上の子は率先して、「ママはここからあっちを探して！僕はここから向こうを探すから」と私を仕切り探しに走って行きました。

おぉーーっ。頼もしいわね。と上の子を見直しながらも、私も捜索開始。10分ほど二人であちこち探したあと、ようやく見つかりました。

気になる遊具が目に入り、そちらへ行ってしまったようで・・
そんなことだろうとは思いましたが、無事に見つかって一安心。

上の子は、「もぉーっ。どこ行ってたんだよ！心配したんだよ。」と私が言うはずのセリフを言っていました。

上の子がすっかり頼もしくなったことに驚き、嬉しく思いました。
その後も二人で仲良く遊び無事に家に帰ってこれました。

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