11月に入り気温がグッと低くなり、寒い日が続くようになりました。
まだ一日中ず〜っとというわけではないけど、毎日(朝・晩、あと寒さが厳しくて我慢出来ない時は)ストーブを焚かないと家の中にいても寒さが身にしみて、油断すると風邪を引いてしまいそう・・・。
それに冷え性の人間には、とてもツライ季節です。
「あ〜あ、とうとうストーブが活躍する(?)季節になっちゃったんだ〜・・・。」としみじみ思いながら溜息をつき、ただいま私は今日の夕飯を何にしようか考えているところです。
「ストーブといえば、そろそろあれを作る季節だなあ〜。」我が家では、ストーブを焚くようになると作る冬限定の料理があります。
それは「茶碗蒸し」です。特に一日中ストーブを焚く時期になると、朝早くから起きて「茶碗蒸し」作りに取り掛かります。
まず、大きなナベに水を半分くらい入れてフタをしてストーブに載せておきます。
ストーブの熱で水が沸騰するのを待っている間にダシを取ります。
取ったダシを冷まして、溶いた卵を混ぜ合わせ味付けして、茶碗蒸しの容器に具と一緒に入れます。
あとはストーブに載せておいたナベ(沸騰した湯の中)にポチャンと茶碗蒸しの容器を入れてフタをするだけ!
ただし、ストーブの温度が強すぎると「す」が通ってしまうので要注意!!少し温度を下げて、時々フタを開けて中の様子をチェックしながら、ひたすら固まるのを待ちます。
だいたい夕飯の時間には、丁度いい具合に固まって美味しく出来上がります。他には「秋刀魚の煮付け」や「サバの味噌煮」も作ります。
「秋刀魚の煮付け」なんかは2〜3日ストーブに載せておくだけで、缶詰みたいに骨まで柔らかくなり残さず全部食べられます。
それから「おでん」。「おでん」はもともと寒い日に食べるイメージがあるので、あえて冬限定の料理というのはちょっとおかしいでしょうが、出来上がるまでに相当時間がかかり、ガス代がバカにならないのでストーブを一日中焚くようになってから作る事にしています。
当然大根は中まで柔らかくなり味もしっかり染みてとても美味しいです。
ゆで卵もいい具合に色が付くし、ダシに使った昆布に関しては、そのまま入れておくとスゴく柔らかくなるのでダシとしての役目を終えても捨てることなく立派に食べられます。
冬だけじゃなく年中作るカレーやシチュー、豚汁、味噌汁、それに肉じゃがまでもストーブで作っちゃってます。
これからの季節どんどん寒さが厳しくなっていくので、どうしても長時間ストーブを焚かざるを得ません。
灯油代で家計が圧迫される時期でもあります。
寒いのだから仕方がないことですが、ストーブを焚いて尚且つ料理を作るためにガスコンロも使用するのは光熱費のムダ!!
それならいっそのことストーブで料理を作ればガス代が節約できていいのでは?
やかんを載せておくだけじゃあもったいない。
というわけで、我が家では冬場はストーブもキッチンに早変わりです!!
そういえば、サツマイモをアルミホイルでくるんでストーブに載せておいたら「焼き芋」ってできるのでしょうか?
まだ試した事がないので、今度チャレンジしてみようかな?
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