『25歳すぎたら、もうオバサンだよね〜』が、高校生の頃私の口癖でした。
そんな私もアラフォー世代まっただ中・・・時の流れは非情です(笑)
確かに年齢を重ねるごとに肌は衰えていきます。若い頃のようなハリや弾力はなくなってくるし、お化粧ではごまかせない“老け顔”になってきます。
老け顔に見える原因はいろいろありますが、やはりシワやたるみが大きいでしょう。
若いころは想像もしなかった年齢サインが30代半ば頃から一気に襲ってきます。
ですが最近は生活習慣や無理なダイエットのせいでしょうか、20代の若い女性にも30代半ばで経験するような老けサインが出始めている方を見かけます。
【老けポイント:首のシワ】
TVで活躍する若い女性タレントでも、隣に座っている30代のタレントよりくっきりと首にシワが目立つ方を見かけることがあります。
若くて美人なのにもったいないですね。
『私まだ若いんで〜』というコメントも空しく聞こえてしまいます。首のシワは一度くっきり付いてしまうと、元に戻すことはほぼ不可能に近いので要注意です。
日ごろから下〜上に向かってマッサージをすると良いでしょう。
また、高すぎる枕や普段の姿勢の悪さも原因の一つです。
【老けポイント:口元のシワ・たるみ】
お笑いコントの老け顔メイクでは必ず口の横にシワを描きますよね。たるみで口角が下がってくると、ほうれい線もくっきりしてきます。
先日、街で友人と待ち合わせしていた時の事です。
周りには若い女性が複数名、それぞれ携帯をいじりながら待ち合わせの様子。別にじっと見るつもりはなかったのですが、彼女たちの表情を見てビックリしました。
一様に口角が下がっていて“への字”になっているのです。当然、顔全体の重心も下がって見えます。
携帯をいじりながら無表情になった瞬間の顔が“老け顔”だったら、待ち合わせに来た彼氏もビックリ、ですよ(笑)
これは、若いにも関わらず頬の筋肉(表情筋)が衰えているせいです。若くてもスリムでも小顔でも関係なく、筋肉が衰えればたるみます。
わざわざエステに行かなくとも、日ごろから表情筋を鍛えるのが効果的です。
毎日鏡の前で『ウ・イ・ス・キ−』とゆっくり発音しましょう。
一音ずつ区切ってはっきりと大きく口を開けるのがポイント。
この時、顔を少し上げてやるとさらに効果的です。これは年齢に関係なく、毎日続ければ効果ありますよ!
買う余裕があれば“ゲルマ美容ローラー”なども効果あります。
【老けポイント:鼻の下】
『鼻の下』つまり上唇の上です。実は、これが一番の盲点かもしれません。
例えばジュースをストローで飲んでいる時や食事をしている時の自分の口元を見た事がありますか?
たまにいますよ、上唇の上に縦ジワが入っている若い女性!
ずいぶん前ですが、若手の人気女性タレント(20代前半)がTV番組でラーメンを食べていて、その口元を思わず凝視してしまいました。
口をすぼめてラーメンをすする彼女の口元には、お婆さんのような縦ジワが・・・。
その縦ジワは初めはうっすらと一時的なものですが、放っておくとクセになり、いずれ元に戻らなくなってしまいます。
それなりの年齢ならば“自然な老化現象”ですが、20代や30代で“口元の縦ジワ”はもったいないです。
日ごろの表情の癖(口をとがらせる等)を今一度チェックしてみることをお勧めします。
スキンケアでも鼻の下はなかなか意識しないと思いますが、化粧水・美容液などがまんべんなく行き渡るようにしましょう。
また、鼻の下のくぼみに“利き手じゃない方の中指”をそっと置き、人差し指・薬指も自然な位置に添え、3本指でゆっくり優しく左右に動かすマッサージもいいと思います。
(5回程度。強すぎ・やりすぎは逆効果!)
以上、長々と書きましたが、特に老け顔に見えてしまうポイントについてお話ししました。
年齢を重ねても『変わらないね』と言われるためには、20代で差がつくと言っても過言ではありません。
どうせ平等に歳をとるのなら、ただのオバサンじゃなく『ああいう30代(40代)になりたい』と思われるような女性を目指してお互いに頑張りましょう!
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