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生活感度コラム 「身近なところでの事故」

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投稿コラム 10/08/09

身近なところでの事故
by いーこえモニター・メンバー<135号>

SUMMARY

すぐ身近で起こった事故、人ごとではない怖さを感じました。


 家の近くで、ひどい交通事故がありました。信号無視の車が交差点に突っ込み、一台が横転、その横転した車が脇の車を後方に押しやる形で止まりました。

横転した車からは、幼児と小学生くらいの子供、運転していた母親が運び出されました。母親は、ぐったりして意識があるかどうかはわかりませんでしたが、流血した子供に声をかけたり出来る状態ではありませんでした。

 信号無視の車は、前面がグシャグシャになってはいましたが、運転者はけががない様子で、自分が信号無視をしたかどうかは分からないと話していました。

 その光景を見て、流血して泣いている子供もかわいそうでしたが、そんな時に、子供を気遣う力もない状態になってしまった母親を気の毒に思いました。

 いつでも、子供に何かあった時には、自分が助けたり、慰めたり、励ましたりする側にあると思っていましたが、そうしたくても出来なくなる状況が突然起こってしまったら、どんなにつらいだろうと思いました。

この事故の数日前、近くで電車に子供がひかれ死亡する事故がありました。なぜそうなったのかは詳しく分かりませんが、踏切ではなく、線路(途中)での事故でしたので、偶然の事故というわけではないのでしょう。

 ご家族は、突然、二度と子供が帰って来ない日がくるとは想像もしていなかったでしょう。

 どちらも、事故の恐ろしさ、むごさを感じました。そして、いつ自分がその立場になるかは誰にも分からないという恐怖を感じました。

 子供が大きくなるにつれ、日常に安心感を持ち始めていましたが、毎日の出がけの声かけ「気をつけてね。」に、力が入るようになりました。


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