10年前、長女が2歳のとき、もうすぐ幼稚園入園なので、時間が自由に取れる時期に、主人の出張にくっついて主人の旅費を浮かし、3人でディズニーランドに出かけたときには、1日目2日目とも半日は長女と2人きり、3日目は日曜日でしたので、思ったよりアトラクションに乗ることが出来ずまた、途中で少女が体調を崩し、おしゃれなレストランでディナーも食べれず、近くのコンビニでおかゆを買って食べさせたりして、100%楽しめた旅行にはなりませんでした。
そして10年の間に、次女誕生、長男誕生そして今年、長女が市立にもかかわらず町内の中心にあるということで、総合学習や創作オペラの活動を積極的に行っていてとても忙しい小学校生活の6年間をすごし、無事卒業を迎え、同時に4月に中学入学、そして長男が幼稚園入園を迎えるにあたり、いままで、大きな旅行をしてなかったので、思い切ってディズニーランドへ出かけることにしました。
元々、うちの家族は私のO型以外、血液型がみんなA型にもかかわらず、また、姉弟の年が離れているので、協調性していましたが、ディズニーランドへ行けるということで、思ったよりみんなが旅行に向けて準備から乗ってきてくれました。
主人がガイド、インターネットで出来るだけ多くのアトラクションを回れるようにコースを決めてくれ、2泊3日のスケジュール表をつくってくれました。
子供たちはガイドを見て自分の行きたいところを主人に注文し、また当日に必要な服、衛星用品など、自分が持って行きたいものを自分のかばんにまとめてくれました。
私はトランクにそれらの準備品をつめ、最終チェックをしました。
1日目、いよいよ出発の日、飛行機出発が7時40分なので、逆算して6時に自宅を出発をしなければいけないとき、心配の1つ、長女が思春期特有!?の寝起きが悪いこと、これが本人が踏ん張って何とか2分遅れで
出発できました。(これは本当にがんばってくれた!!)
飛行機搭乗の手続きを終えて、待ち時間で朝食をとり、搭乗、無事出発しました。
東京到着後、リムジンバスを利用してDL(ディズニーランド)に到着、荷物を預けて、早速入園しました。
主人の作ったスケジュールどおりにコースをすすめ、人気のアトラクションも待ち時間を最小限でこなしました。
ただ、夜、2月の下旬でしたので、暖冬とはいえこの日は寒波もきてて、寒くて、8時すぎにある「ディズニーマジック・イン・ザ・スカイ」くらいの時間が限界でした。
2日目、心配していた長女の寝起きの悪いことが、前日の疲れも合わさって悪いように作用してしまいました。30分遅れで出発、当然入園予定時刻も遅かったためにいちばんに予約を入れたかったショーを見ながらのディナーは×になりました。
それでもその他のアトラクション、特に目玉のスプラッシュマウンテンをはじめ、10年のブランクの間に新しく出来たアトラクションを何とか制覇して無事すごしました。が、予想していた次女の弱さが2日目、疲れで出てしまい、20分10分の待ち時間のじーっとするとき、「足が痛い!」とおんぶさせられて、つらかったです。そして追い討ちをかけるように「ビックサンダーマウンテン」がシステム調整で休止してしまい、乗ることができませんでした。さすがの親も疲れてしまいました。
3日目、長女の寝起きの悪いことが、さらに加速、1時間遅れの上、気分を害してしまい、長女だけ朝食抜きで出発することになりました。
この日はディズニーシーへ出かけましたが、もちろん前半の予定のアトラクションは2,3個乗れなくなりました。
それでも「記念、記念」と疲れているところみんながんばり、写真には気力で笑顔で写ってくれました。
そしてたくさんのお土産を手にもう一度DLに行き、この日にだけ配られるプリンセスメダルをもらい、出発バス停にダッシュ、ギリギリバスに乗り、家路につきました。
帰りに飛行機では出発を待たずに子供3人眠ってしまいました。そして到着のとき、長女につらい寝起きにもう一度格闘してもらい、キャビンアテンダントのかたにお詫びをいいながら、飛行機を後にし、無事自宅に戻りました。
子供も親もお互いをこれだけ思いあいながらの旅は、ここ近年無かったことなので、今後のいい勉強になればいいなと思いました。
これだけいいことやいやなことがあっても、「またお金をためて、DL行こうね!」って子供たちが言ってくれたことがとてもうれしかった、今回の家族大旅行でした。
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