一緒にいると、仲良く遊んだりケンカをしたり、毎日にぎやかに過ごしている我が家の姉弟。
4月からお姉ちゃんが幼稚園に通い始めました。それまでは朝から晩までベッタリくっついて過ごしていたので、入園後は弟は寂しそう。お姉ちゃんを送って行ったあと、慣れるまでは家の中をウロウロ。どうやらお姉ちゃんを探している様子。幼稚園から帰ってきたら嬉しそうに「おかえり」「ただいま」のハグ。お姉ちゃんが大好きな弟と、弟が大好きなお姉ちゃんです。
入園前、家にずっと一緒にいたときより仲良くなったのかも。
そんな姿を見ていると、自分もそうだったのかなと思い出します。私は三姉妹の三番目。いつも姉たちについて回ってばかりいた記憶が残っています。保育所のお迎えも、上の姉がランドセルを背負ってきてくれていました。姉の友達が家に遊びに来たときも一緒に遊んでもらっていました。もちろんケンカもたくさんしていました。大きくなって、恋の相談や仕事の悩みなどたくさん話をしました。
大人になり、家庭を持った今でもよく電話をしたり、会いに行ったりしています。他愛の無い世間話もしますし、子供たちの歳が近いので、お互いに育児の相談もよくしています。恥ずかしい話、今でもケンカをすることもあります。
でも、やはり一番身近で何でも話せるのは姉たちです。姉には甘えることもできます。怒ることもできます。泣くこともできます。両親には言えない事も相談できたりします。なんだかんだと頼りにしています。
仲のいい友達やずっと一緒にいる主人以上に私のことを知っているのです。特別仲のいい姉妹ではないとは思いますが、この先も、この関係は壊れることは無いでしょう。
「一人っ子より、兄弟がいたほうが良い」長女が生まれたとき、主人と話し合って私たち夫婦の間ではそういう結論が出ました。そして今、私たちに姉弟の2人の子供がいます。できればたくさんの子供がほしいのですが、なかなか現実は厳しく、家もそんなに広くはないし、我が家の景気もそんなに良くないので今のところは2人姉弟です。そのうちまた子供を授かればもちろん生みます。
今はまだ幼いですが、これから子供たちが成長していく過程で、嬉しいとき、つらいとき、いつでも傍に居れるのが親であり、兄弟です。また、子供たちには、私たち親に言えない事もこの先たくさん経験すると思います。
そんな時、お互いに相談したり助け合ったりしてくれるような姉弟になってもらいたいです。どんな風に大きくなってくれるのかも楽しみですが、これからの2人の関係がもっと楽しみです。日々、2人を見ていると、お姉ちゃんには弟が、弟にはお姉ちゃんがいてよかったとつくづく思います。子供たちにもいつかお互いにお互いの存在をありがたいと思う日が来てくれることを願っています。
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