先日、このHPで「マンションでのお付き合い」を読ませていただきました。うちかと思いひやひやしました。
うちのマンションは築12年目で、分譲です。引越し当初小さかった子供さんたちも大きくなって子供の立てる音「子供音」は少なくなりつつあります。
私の家は、2人の女の子の子育てのあとの年が離れた末子がはじめての男の子で、今までと違う動きをする男の子の子育て、日々奮闘中です。
まだ4歳?、もう4歳?、と思うくらい同じ注意をしてもなかなか言うことを聞かず、いすから飛び降りたり、走り回ったり、じっとしていません。
上の子2人は、もしそんなことをしていてもきちんと言って聞かせれば、聞き入れてくれてたのに、末子は女の子に比べて言葉を理解するのも言葉を話したのも少し遅かったので、やっとこちらの注意を言葉で聞き入れたのも3歳くらいからでした。
4月生まれとはいえ同級の子供たちに比べて体格はよくてもそのわりにしゃべればそうお兄さんって感じではないです。
4月から幼稚園に行き始めましたので、昼間は静かですが、それまでは1日中とまではいかなくても昼も夜もどたばたでした。
運がいいのは、私の家の上の部屋、横の部屋、下の部屋皆さんお子さんがもう高校生以上の家族または、もうみんな大人の家族のところばかりでお昼はほとんど家にいらっしゃらないようでいいのですが、運が悪いのは夕方から夜にかけてとお休みの日は、お互い様、と言い合えるような生活環境ではありませんでした。
挨拶に「いつも元気ですみません」というと、口では何も言われないのですが、苦笑いをされているように見えてとても居心地悪かったです。
でも、あるお宅は、夜勤の方で、夜勤明けの早朝ごろ、自宅にお友達を呼ばれたときには飲みながらのお話のようで、声が大きくなり、早朝の静かな中、何を話しているか内容がわかりそうなくらいの声が聞こえてきたり、ときには、11階のその方は下にいた友人に向かってベランダから大声で声をかけられたりで、それに気づいたころは末子が生まれたばかりでまだ夜中の授乳があったころだったので、とても気になっていました。
ですが、今度は末子が成長し、うちのほうがうるさくなったかなと思い始め、きっかけは末子が2歳くらいで、まだまともにおしゃべりが出来なかったころ、なにか機嫌が悪くなるとミニカーや硬いおもちゃを大小問わず床に投げるようになったころでした。
当時は、騒音のことより床に傷がつくからと思って、思い切って、末子がよく過ごすリビングの床にDIYショップで売っていた、床のプリントがしてあるクッションシートを約11畳分を敷き詰めました。はじめは足の感触のふわふわが変な感じでしたが、それより何より子供がおもちゃを投げてしまったときの「ガシャッ!!」が気にならなくなりました。
また、ぶつけやすい柱の角にクッションテープをつけたりして、音も怪我も少なくなりました。
あれから2年たち、聞き分けもよくなったり、1人遊びでミニカーをタワーに走らせたり、電車のレールをつなげて遊んだり、遊びが乱暴でなくなったので、それでもクッションの床にミニカーを走らせても音が伝わりにくいようで、最近は周りのかたがたとの挨拶時、苦笑いでなくなったような気がして、ほっとしました。
また、今までは上の子がもう大きいので9時以降も電気をつけていると末子もその明かりが気になって、いつまでもおきていましたが、上の子の部屋を別にして、末子は9時になったら2冊の本の読み聞かせをしてあげたら寝る時間の習慣をつけたので、9時以降の小さな子供の騒音を立てないように出来るようになりました。
騒音以外でもうちのマンションはそれでもまだベランダから液体が落ちてきたり、ごみが落ちてきて下のかたのベランダに入ってきたりがあるようで、時々苦情の掲示が貼られることがあります。
集合住宅の騒音は、それが気にならない方は、自分がうちにいることが少なかったり、うちにいても周りの方がたまたま静かなのでマンションの性能がよく音が伝わらないのだろうと勘違いして、気を使わず音を立てられているのだろうと思います。私のように被害にあわれて「音」に対してもっと気を使わなければ、と気づいてくださるのを期待したいところですね。
コラムに関するご意見・ご感想はこちらへ:info@e-koe.net |