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最近私の周りでたくさんの赤ちゃんが生まれています。大切な命の誕生には、ひとつひとつ違った出産秘話があります。
今、私の周りではベビーラッシュです。身内や友達が出産したり、妊娠したり。ここ一ヶ月だけでも、3人の赤ちゃんに「始めまして」の挨拶をしてきました。 そういう場に行くと必ず出るのが、出産時の話。赤ちゃん一人ひとりに、それぞれ違った出産秘話があります。母体は同じ兄弟姉妹でも、出産時の状況はまったく違うようです。 私は2人の子供を出産した経験がありますが、1人目は4日遅れで産まれました。すごく安産で、取り上げてくださった産婦人科の先生も驚いていたくらいでした。2人目は予定日より10日も早く生まれました。子宮口が開きだしても陣痛も弱く、赤ちゃんがなかなか降りてこず、人口破水をさせ、それでも降りてこず、結果、陣痛促進剤を使っての出産でした。 時間的には短くて安産と言えば安産・・・でも、1人目に比べると私にはつらい出産経験でした。 1人目の出産後、「これなら3人くらい産めるなぁ」と思いましたが、2人目出産後には「こんなつらい経験はもうたくさん」と思ったことを覚えています。 子育てにおいても同じことが言えます。一人ひとり、同じように育てているつもりでも、いつの間にか全然違った育て方になってしまっています。1人目にはすごく手をかけた子育てでした。私も主人も初めてのことだらけで、右往左往の日々でした。少しでも赤ちゃんが泣くと、すぐに駆けつけ抱っこしていました。 しかし、2人目になると「少しくらい泣いたほうが強くなる」とか言いながら、結構、泣かしていました。そのせいなのかどうかは分かりませんが、姉弟なのに性格もまったく違う子に育っています。 おねえちゃんは、3歳になった今でも甘えん坊。すぐに「抱っこ抱っこ」と言ったり、「ご飯食べさせて」と、何においても構ってほしがります。 しかし弟は、まだ1歳になって間もない頃から、1人遊びもしますし、こぼしながらも自分でフォークを持ってご飯を食べていました。 あまり手をかけてないせいなのか、自然と手のかからない子になっていました。時々それがかわいそうに思います。 もっとたくさん遊んであげようと思いながらも、お姉ちゃんに手がかかる分、やはり、一緒に過ごす時間も半減してしまいます。愛情はどちらにも公平にたっぷり注いでいるつもりですが・・・。 ほかの兄弟姉妹の話を聴いていても、同じようなことを聞きます。 出産経験についても、一人ひとり違っています。育児についても、「同じように」を心がけていても、その子の持って産まれた性格や、環境によってそれぞれ違っているようです。 そう考えると、出産はとても神秘的なもののように思います。誰一人同じような経験によって産まれない、みんな特別なのです。そうして産まれてきた命、そうして育てられた命、これからも大切に、めいっぱいの愛情を注ぎながら育てて生きたいと思います。
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