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子供が理科の授業でカタツムリをつかまえて帰ってきて、しばらく観察をしたら自然に帰すつもりでしたが、それから4年、うちで暮らしています。
4年前、上の子が3年生の初夏に、理科の授業の一環で校外授業に出かけ、小動物を観察するため、採取したのが、カタツムリでした。最初は3匹でした。 しばらくして、自然に帰すつもりでしたが、このカタツムリたちを自由研究の観察に使いたいというので、かたつむりはそのまま夏休みをうちですごしました。 うちのカタツムリの「ツムちゃん」(総称)は、一般に飼育の本に書かれているえさの中で、何が好物か、いつもどこにいるのがお気に入りか、とか子供の視点で観察日記を仕上げ、提出しました。 気がつくと初秋、涼しくなって、なんだかこのままカタツムリを自然に帰すのは愛着もあってかわいそうに思えてきて、飼育の本に書かれていた「冬越し」をしてみようと言うことになりました。本には虫かごに枯葉を敷き詰めて、温度差のない室内に入れてあげて、時々、霧吹きで水分を与えればよい、と書かれていました。早速、近くの公園で枯葉を拾ってきて、虫かごに敷き詰めて、室内の日当たりのいい出窓においてあげました。 そして、春、気温が上がったある日、1ひきは残念ながら顔を出しませんでしたが、2ひき、元気に「冬越し」しました。この年は、子孫を増やそうと虫かごに土を入れ、卵が産めるように準備をしました。 卵を産んでくれたようで30日くらい待ちましたが、1ひきもふ化することなくこの年の夏が終わりました。 そして初秋、また、土を枯葉に変えて「冬越し」の準備をしました。 次の春、残念ながら、1匹また顔を出してくれませんでした。残り1匹、一番小さいカタツムリは顔を出してくれました。この年、梅雨に友達のカタツムリを探しましたが見つからず、そのまま夏が終わり、それから3度目、4度目の「冬越し」をし、今年の初夏を迎えました。 その4年の間、「ツムちゃん」は虫かご洗いの時、ちょっと洗面所のガラスにはわせてたらあっという間に行方不明になって探したら台の裏で見つかったり、たまには外の空気をを吸わせたいと子供が自分の机で這わせてたら行方不明になり、1ヶ月ほどたった大掃除の日に、机の裏の隅にくっついていたり、私たちをはらはらさせてくれました。 そして今年の初夏で丸4年、そして5年目の夏が来ました。マンションのお掃除の人が、「2階の壁にカタツムリがくっついてたよ。」って教えてくれて、久しぶりに「ツムファミリー」がそろいました。 早速、虫かごに土を入れ、2匹の「ツムちゃん」を入れています。 2ひき寄り添うことがあったり、時に1匹が土にもぐったりしているので、今年は「こツムちゃん」が誕生するのを楽しみにしています。 今年、小学3年生の2番目の子が自由研究に「ツムちゃんを」観察したい、と思っているようなので、夏休みまで、あと3週間、家族で大いに期待しています。 家はマンションで、ペットを飼うことは基本禁止ですが、こんなちっぽけな「ツムちゃん」が長生きしてくれたことで、みんなが目をかけ、手をかけ、お世話していることが、家族の心をとても潤してくれています。
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