我が家の愛犬はラブラドールレトリーバー。その中でも体格がいい方で体重３８ｋｇ、しかも相当のおてんば娘です。
対する娘は１歳３ヶ月・・・今まではまあ愛犬に悪気はなくても飛びつかれてひっくり返ったりという不意の事故を考えて近づけずにいました。

でも私も主人も大の犬好き。娘にもそうなってもらいたくて、あと、愛犬と子供がたわむれる・・という構図にも憧れて、最近家の庭で愛犬と娘のスキンシップを開始しました。

最初は庭で私が娘を抱いて長時間居るようにしてお互いに存在を認めさせるところから始まり、次は愛犬の綱を放していつも通り遊ばせ、そして次は娘を地上に降ろします。
最初は愛犬がかなり嬉しくてテンションが高く不安でしたが、娘は全く怖がる様子も無く愛犬に突進。
するとどうでしょう・・愛犬も突然お姉さんの顔になって落ち着き、娘のなすがままになっています。
いつもは私や主人に飛びついてきたり甘噛みしたり大変なのですがそんなそぶりは全く見せません。

こんなスキンシップ計画を始めて１週間・・娘は愛犬の前で好き勝手に遊び、愛犬はその後ろをついて回る・・そんな光景が当たり前になりました。時には一緒にべったりくっついてお座りしていたりする事も・・。

そんな中何しろ驚いたのは愛犬の娘に対する接し方ですね。
今まで見せたことのないような穏やかな表情でとても落ち着いて娘に接し、まるでお姉さんにでもなったかのような顔で娘を見守っています。
いや、本当にお姉さんだと思っているようです。
高い段差から飛び降りる時は娘を気遣ってそっと降りる・・なんてこともできるんですよ。

ラブラドールレトリーバーは子供好きとよく言われていますから犬種的にも丁度相性がぴったりだったというのもあるかもしれませんが、元来動物というものは人間に限らず幼いものにはむやみに牙を向けたり傷つけたりしないしないもの。よくそう聞いていました。
しかし本当にそうなんですね！今回本当にその動物の本能をまのあたりにし、感動しました。何て利口なんでしょう！

それに比べて人間は・・ニュースでもよく痛ましい事件を耳にしますが自分より弱いものに平気で矛先を向ける・・・。地球上で一番大きな顔をしているくせに情けないですね。

と、話が脱線してしまいましたが、そんな感じで我が家は愛犬と娘のお友達計画は今のところ順調です。
ただ安心しすぎて目を離し、不慮の事故でも起こらないように常に注意は必要。

そしてこれから娘にきつく教えていかなくてはいけない事は、他の犬も皆愛犬と同じようにはいかない事。動物の本能の話は話として、皆穏やかとは限りませんから何も知らずに手を出して大怪我なんて事にならないようにしなけらばいけません。

飼い主がいいよと言わない限り、どんなにおとなしい犬でも手を出さない。それが犬と人間の間のマナーですから、次の段階はそれを娘に教えていく事です。

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