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最近知ったディズニーアニメのストーリーに疑問を持ってしまった私。 娘に見せてもいいものなのかどうか・・・。そして出した結論は彼女に判断に任せるべきということでした。
私には2歳になる娘がいます。そんな彼女が最近はまっているるのは、ディズニーアニメのDVDを見ることです。中でも今のお気に入りは『ダンボ』と『ピノキオ』。 きっかけは私の妹(娘にとっては叔母)が娘の誕生日プレゼントにくれた『ピノキオ』でした。このオリジナルアニメ映画は、現在著作保護期間が経過して公共財産と認められているそうで、本屋やビデオショップに行けば500円で購入することができます。この他にも『ピーターパン』や『白雪姫』などもあるそうです。 「まだまだ集中力の短い2才児にアニメと言えど映画は無理だろう」と半分たかをくくっていた私でしたが、ディズニーアニメは所々に歌のシーンがあって、意外にも最後まで見た娘。しかも結構気に入ってしまったらしく、終わると何度もアンコールをねだられます。 「そんなに気に入ったのなら」と夫が次に購入してきたのは、動物が主人公で娘のうけもよさそうな『ダンボ』でした。 どちらのアニメもとても有名ですが、私は幼い頃に絵本で読んだきりで、だいたいのあらすじは知っていても詳しい内容については知らずにいました。 初めて娘と見た『ピノキオ』は、一言で言うと「子供が見るアニメのわりに怖い」といった感じでした。学校にも行かず、いたずらや悪い事ばかりする子供たちがロバになって檻に入れられてしまうというくだりが、何度見ても怖いのです。ピノキオ自身は仲間に助けられ、最終的には人間の男の子にまでなれてしまうのに、他の子供たちは助からないというのがどうも後味の悪い感じです。 次の『ダンボ』にいたっては、もっと衝撃的でした。ストーリーのほほ9割りは主人公ダンボが徹底的にいじめられるのです。自分の子供がどんなに他のゾウと外見が違っていても、大きな母の愛情で包み込む母親の姿や、逆境の中で努力して空まで飛んでしまうダンボのいじらしさに正直泣いてしまいましたが、いじめられるシーンは見ていて心が痛みました。 そこでふと疑問に思ったのです。「これって娘に見せても大丈夫なんだろうか」と・・・。 ところが当の本人はただ純粋にアニメを楽しんでいるようです。歌の場面では一緒に歌ったり踊ったりしています。そんな娘を見ていて私が出した結論は、「なにならなにまで親が取り上げてしまうと、子ども自身の感じる力が育たないのかな〜」ということでした。 子供は親と違う個体で、当然独自の考え方を持っています。となると、彼女は今私が感じたこととは違ったメッセージをこのアニメから受け取るかもしれません。そして私にそのきっかけの芽を摘み取ってしまう権利はないはず。ここはひとつ娘の判断にまかせるべきなのかも・・・。 いつか娘が大きくなって、大人になったとき率直な感想を聞かしてもらいたいものです。彼女はいったいどんな感性の持ち主なのか?今から少し楽しみでもあります。
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