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100万人のキャンドルナイト』のお話です。カナダの片田舎ではじまった小さな幸せな時間の過ごし方です。これが、様々な伝達により世界中に広まり、今では、100万人どころか、もっと多くの人が参加しているそうです。
私は子育てを通してこどもがいなかった時には気づくことも、目にすることも、耳にすることもなかった様々な世界を知ることができました。 今、週に1回、地域の公民館で行われている育自サークル(育自の『自』は『育児』の『児』ではなく、自分の『自』をあえて使っているサークルです。)に通っています。 そこでは、こどもと親が一緒になってカラダや頭や心を使って楽しい時間を過ごします。0歳から幼稚園前のこどもが一緒に過ごします。小さなこどもは、お兄ちゃん、お姉ちゃんを見ながらマネをして成長し、大きなこどもは、小さい子に優しくすることや、譲ることを学んでいます。 時には、こどもはこども同士の遊びをしながら、その横で、大人は大人同士で子育てに関する悩みや、心のモヤモヤを話たりもします。 そして、年に2〜3回ほどこどもと別の部屋で大人の時間を持ちます。もちろん、こどもはプロの保育士の方々が見てくれています。 先週がちょうどその日にあたり、号泣する娘に後ろ髪を引かれつつも、大人同士の時間を過ごしました。静かな音楽を流し、アロマキャンドルをたいて、手作りのおやつを持ち寄り、しばし、ゆっくりと親同士の交流を楽しむことができました。 その中で、とても『いいなぁ、やってみようかなぁ』と思ったお話がありました。 『100万人のキャンドルナイト』のお話です。カナダの片田舎ではじまった小さな幸せな時間の過ごし方です。夏至の夜、20時から22時の間、電気を消してキャンドルで過ごそう!という試み。 これが、様々な伝達により世界中に広まり、今では、100万人どころか、もっと多くの人が参加しているそうです。日本でも、多くの人が参加していて、東京タワーなどもその日はライトアップしないそうです。なぜ、『100万人』なのか。それ以上の人々が参加していることなのに・・・そこには、『小規模でもできる』意味が込められているのではないか・・・ということです。 普段は電気で明るく部屋を灯し、テレビはつけっぱなしの時間帯に電気を消すことで、CO2の削減につながり、とってもエコロジー。ほてった地球にとっても優しい人間の試み。 でも、キャンドルを灯すことで、この『100万人のキャンドルナイト』のもう1つの意味が見えてくるような気がします。キャンドルは、狭い範囲を照らすことしかできません。そこには、家族がよりそい過ごすシーンが思い浮かびます。いつもは、テレビを見たり、お風呂に入ったり、家事をしたりと家族がバラバラに過ごす時間が、電気をキャンドルにかえるだけで家族がキャンドルのまわりで、語り合う時間になる・・・簡単なことなのに、そこには、すごく素敵な意味があるような気がします。 だから、例えば、誰かの誕生日、クリスマス、七夕、大晦日・・・そんな日にも便乗して、我が家だけのキャンドルナイトをやってみようかな〜と密かに企んでいます。ただし、意外とこどもはワクワク感があってその企画に大喜びしてくれると思いますが、テレビっ子のパパの協力を得ることができるかどうか・・・そこが大きな難題なんですが・・・
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