トイレトレーニングを始めたのは息子が二歳になった今年の5月でした。大きなおなかで便座に座らせたりするのは結構つらかったけど、二人目が生まれるまでにおむつが取れるようにがんばってました。しかし、6月下旬に切迫早産で入院することになり中座することとなりました。
二人目が生後1ヶ月を迎えた8月中旬に一念発起してトイレトレーニングを再開。便座に座らせるのは楽になりましたが産後で体調は万全とはいえない状態。それでも冬になる前にと思っていました。しかし、思ったより難航しました。
やはり、息子にとって妹ができたという環境の変化にまだ対応しきれてなかったみたいで少しだけ赤ちゃん帰りもしていました。「パンツが濡れたらキリンちゃんが泣く」キリンちゃんとはパンツに付いているイラストのことでお漏らししてしまうとそのキリンちゃんが泣いていると息子は言うのです。そこまで理解できていれば次はちゃんとおしっこが出る前に知らせることができるかと思えば、また出た後…。毎日毎日そんな繰り返しが1ヶ月ほど続きました。
今まで何をするにも周りの子より早くできるようになった息子でした。だから、なぜあの子ができるのにできないの? と初めてのとまどいに少し神経質になっていたような気がします。そうなると不思議なことにすべてがダメな子に思えてくるようになり、怒ることが増えていたような気がします。
そんなある日親子で動物園へ行きました。息子より大きな子がベビーカーに乗っているのを見て、この子は妹ができたから歩いているけどベビーカーに乗っていてもいいんだと思いました。お兄ちゃんになったのだからと私は多くを求めすぎていたような気がしました。
自分もまだ授乳とかで忙しいのに無理しておむつをはずすことはないなと思い、トイレトレーニングをやめました。トイレトレーニングはタイミングといいます。今ではないなと思ったのです。
それから私のイライラが消え、また良好な親子関係に戻ることができました。息子も精神的に落ち着いてお兄ちゃんらしいこともできるようになりました。やはり、一番大事にしてあげないといけないのは子供自身だと思いました。 |