最近ってマナーや礼儀などがなってない人とかってよく見かけますよね。
最近の若い子は…っていつてる年配の方もいらっしゃいますが、若い子だけじゃないと思うんです。
他にも、人としてなっていない方だとか、他人に対して疑ってはいるだとか、人の外見で判断して真の優しさを見てあげれない人だとか、いつから人って優しさを忘れて自分中心的な考えになってしまったんだろうってよく思います。
そんな人間的な価値のあり方を忘れてしまっている方に聞かせてあげたい話がひとつ。
多分ご存知の方もいらっしゃるとおもいます。
また、受け譲りなので本当の話と外れていることがありましたら、ごめんなさい〈笑)
月にウサギがいる話。
たぶん皆さんも月にウサギの形があることは知っていると思いますが、なぜウサギがいるかしってますか?
ある仙人が昔生き物の本心を見たいと思い、汚いカッコに変身して道端で寝転んでいたんです。
するとそこにリスがやってきて「おじいさんどしたの?」ときき、仙人は「おなかが減って死にそうなんだ」というとリスは「じゃあ今食べ物を持ってきてあげる」といってでかけました。
次にウサギ・・・その次に熊・・・と同じように来た者にはなしていきました。
するとしばらくしてリスがよっこらよっこらどんぐりやクルミを抱えてたべさせてくれました。次に熊が帰ってきてたくさんのサケを取ってきてくれました。
しかし待てども待てどもウサギは帰ってこなくて、もうあきらめていってしまおうとした時ウサギが遠くから手ぶらで帰ってきたんです。
仙人は、ど〜せ途中で遊びたくなっておそくなってしまい探すのを忘れてたんだと思いました。
でもせっかく帰ってきたウサギのいい訳ぐらいは聞いてやるか・・と思い待っていると
ウサギは「薪を集めて火をつけて」といい、仙人は言われるままにしたらウサギは・・・
ポンッとその中に飛び込み、こういいました。
「たくさん探し回ったんだけどおじいさんが食べれそうな物を見つけることができなかったんだ。せめて僕を食べて元気になって」と。
仙人は汚いカッコのじいさんからスッーと仙人の姿に戻りウサギを火の中から抱きかかえて
「悪かった。こんなに優しいおまえをワシはてっきり遊びに行ってほっとかれたんだと疑っていた。おまえさんみたいな心の優しいこがこの世にいつまでもいれば、きっとよいせかいになるだろう」
といってウサギをいつまででも忘れないように月につれて帰ったそうです。
こんなはなしでウサギが月にいるんですよ。
こんな他人を思いやる気持ちを忘れずにいたらって。
是非お子さんがいる方などきかせてあげたらいいとおもいます。
何か得られるものがあるはず。
私はこの話を聞いたときとても大きなものを得たと思いました。
この話誰か一人の心でも動かせたらいいなっておもいます☆
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