そら豆のおいしい季節になりました。1年中手に入る野菜が多い中、そら豆は食べ物の『旬』を感じる貴重な野菜かもしれませんね。亜鉛、鉄分、たんぱく質、ビタミンB2、ビタミンC、食物繊維など栄養価も高く、お酒のおつまみにも最適です。
一般的なのは塩茹でだと思いますが、意外と硬いサヤから豆を取り出して、黒い部分に包丁を入れて、その前にお湯も用意・・・という作業、結構面倒ではありませんか?
調理器具が鉄ですとそら豆の皮に含まれるタンニンと反応して、黒く変色してしまうので見栄えも悪くなってしまいます。栄養的には問題はないのですが。
そこでおすすめしたいのが『サヤまるごと調理』です。
塩茹でされる時、サヤごとドボン♪とお鍋に入れちゃってください。茹で時間はサヤが泳ぐくらいの湯量で5〜6分でOKです。
サヤごと調理の良い点は
☆ 豆を取り出す下ごしらえがいらない
☆ 豆がしわしわにならずふっくらやわらか
☆ 皮もやわらか丸ごといける→食物繊維がとれる
☆ 豆の色もキレイに仕上がる
☆ サヤのかさが減るのでごみ減量にも!
などなどたくさんあります。
でも、塩茹で以外にもっとらくちんな方法があるんですよ。わたしのイチオシ!『サヤごとトースター調理』です。
これは本当に楽ですよ。お湯を沸かす手間もなければ、キッチンに張りついて出来具合をチェックする必要もありません。吹きこぼしや加熱のしすぎを心配無用。オーブンがなくても冷えた状態から4〜5分で食パンがきつね色になるトースターがあったら十分です。
サヤごと網に並べて余熱なしで10分ほどで出来上がり。我が家ではサヤから取り出しながら塩をちょちょっとつけて、皮のまままるごといただきます。
手間なしなのにとーってもおいしいんです。今までそら豆料理はサヤ剥きが面倒で敬遠していたのですが、この調理法でうまく出来るとわかってからというもの、スーパーで大袋入りを買うようになりました(^^)
そら豆を選ぶ時は、サヤは張りがあって硬く、黒ずみの少ない緑色のものを探してください。
それでは、ぜひサヤごと調理をお試しください!! |